vRealize Operations でレポートが共有の場所へ送られるように構成するには、ネットワーク共有プラグインを追加します。ネットワーク共有プラグインは、SMB バージョン 2.1 のみをサポートしています。

前提条件

ネットワーク共有の場所に対する読み取り、書き込み、削除の権限があることを確認します。

手順

  1. 左側のメニューで [構成] > [アラート] の順にクリックし、[送信設定] タイルをクリックします。
  2. [送信設定] 画面で [送信設定] タブをクリックし、[追加] をクリックします。
  3. [プラグイン タイプ] ドロップダウン メニューから [ネットワーク共有プラグイン] を選択します。
    ダイアログ ボックスが展開し、プラグイン インスタンス設定が表示されます。
  4. [インスタンス名] を入力します。
    これは、このインスタンスを識別する名前です。このインスタンスを、後で通知ルールを構成するときに選択します。
  5. 環境に適したネットワーク共有オプションを構成します。
    オプション 説明
    ドメイン 共有ネットワーク ドメイン アドレス。
    ユーザー名 ネットワークとの接続に使用されるドメイン ユーザー アカウント。
    パスワード ドメイン ユーザー アカウントのパスワード。
    ネットワーク共有ルート

    レポートの保存先となるルート フォルダへのパス。発行のスケジュールを構成する際に各レポートのサブフォルダを指定できます。

    IP アドレスを入力する必要があります。たとえば、\\IP_address\ShareRoot のように指定します。vRealize Operations ホストからアクセスされるときにホスト名が IPv4 に解決される場合は、IP アドレスの代わりにホスト名を使用できます。

    注: ターゲットとなるルート フォルダが存在していることを確認します。このフォルダがない場合、試行が 5 回失敗するとネットワーク共有プラグインによりログにエラーが記録されます。
  6. 指定されたパス、認証情報、権限を確認するには、[テスト] をクリックします。
    テストには数分かかることがあります。
  7. [保存] をクリックします。
    このプラグインの送信サービスは自動的に開始されます。
  8. (オプション) 送信サービスを停止するには、インスタンスを選択し、ツールバーの [無効化] をクリックします。

結果

ネットワーク共有プラグインのインスタンスが構成され、実行中になります。

次のタスク

レポート スケジュールを作成し、レポートが共有フォルダに送信されるよう構成します。「レポートのスケジュール設定の概要」を参照してください。