vRealize Operations で、割り当てモデルを使用してクラスタのコストを計算できるようになりました。以前は、クラスタのコストの計算はクラスタ使用率に基づいていました。割り当てモデルを使用してコスト計算を実行する場合、CPU、RAM、およびストレージのオーバーコミット率を設定できます。
注: 割り当て率は、クラスタ レベルとデータストア クラスタ レベルの両方で設定できます。また、ストレージ基準レートを示すこともできます。これはデータストア レベルで表示されます。
基準レート | 数式 |
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vCPU 基準レート | vCPU 基準レート = B1 =(CPU に起因するコスト)/(クラスタ内の vCPU の数) |
RAM 基準レート | RAM 基準レート = B2 =(RAM に起因するコスト)/(クラスタ内の vRAM の数)
注: コスト計算は、オーバーコミット率に基づきます。オーバーコミット率が 1:4 で、クラスタ内のコア総数が 6 の場合、vCPU 数は 24 です。割り当てられた vCPU がこのターゲット数を超えると、最大値が選択されます。
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コスト | 数式 |
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仮想マシン コスト | 仮想マシン コスト =(割り当て済み vCPU の数 x それが属しているクラスタの B1)+(割り当て済み vRAM の数 x それが属しているクラスタの B2)+ ストレージ コスト + 直接費。
注: 割り当て済みストレージは、割り当てに基づくストレージ基準レートを表します。
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