vRealize Operations サポート バンドルには、vRealize Operationscloud proxy の問題を解決する上で役に立つログ ファイルおよび構成ファイルが含まれています。

サポート バンドル (Cloud Proxy) ページを使用して、クラウド プロキシにサポート バンドルを作成します。

サポート バンドル (Cloud Proxy) のオプション

これらのオプションには、ツールバーとデータ グリッドのオプションが含まれます。

ツールバー オプションを使用して、項目の追加、ダウンロードまたは削除を行います。

表 1. サポート バンドル (Cloud Proxy) のツールバー オプション
オプション 説明
追加 cloud proxy でのサポート バンドルの作成プロセスをガイドするダイアログ ボックスを開きます。

クラウド プロキシを選択し、[OK] クリックして、選択したクラウド プロキシにサポート バンドルを作成します。

サポート バンドルは、/storage/db/vmware-vrops-cprc/support ディレクトリに作成されます。

削除 選択したサポート バンドルを削除します。
ダウンロード サポート バンドルを ZIP 形式でダウンロードします。
再ロード サポート バンドルのリストを更新します。

アイテムの詳細を表示するには、データ グリッドのオプションを使用します。

表 2. サポート バンドル (Cloud Proxy) データ グリッドのオプション
オプション 説明
バンドル システムが生成するサポート バンドルの識別子。
クラウド プロキシ名 サポート バンドルが作成される cloud proxy の名前。
作成日時 サポート バンドルの作成開始時間。
ステータス サポート バンドルの作成の進捗状況。
ファイル サイズ サポート バンドルのサイズ。
注: サポート バンドル ( Cloud Proxy) ページを使用したサポート バンドルの生成とダウンロードは、 cloud proxy がクラスタに接続されている場合のみ機能します。

cloud proxyvRealize Operations の間の接続が切断されている場合は、cloud proxy にサポート バンドルを手動で生成できます。

cloud proxy アプライアンスとの SSH 接続を開き、次のコマンドを実行します。
  • 8.3 および 8.4 バージョンの場合:$> cprc-cli -sb
  • 8.5 以降のバージョンの場合︰$> cprc-cli -sb IS_HEAVYIS_HEAVY は、true または false として指定する必要があります)
cprc-cli -sb true を使用すると、サポート バンドルは journal.ctl ログとともに生成されます。 cprc-cli -sb false を使用すると、サポート バンドルは journal.ctl ログなしで生成されます。サポート バンドルは、 /storage/db/vmware-vrops-cprc/support ディレクトリに作成されます。

サポート バンドルにいくつかのファイルを追加するには、/storage/db/vmware-vrops-cprc/configuration/cprc.support.bundle.configuration にある構成ファイルを変更する必要があります。cprc.support.bundle.configurationfiles: セクションに、必要なファイルのパスを追加します。次に、使用しているバージョンに基づいて、cprc-cli -sb または cprc-cli -sb false コマンドを使用してサポート バンドルを生成します。

たとえば、サポート バンドルに /var/log/firstboot/vcopssuitevm.log ファイルを追加する場合は、このパスを /storage/db/vmware-vrops-cprc/configuration/cprc.support.bundle.configurationfiles: セクションに追加します。次に、使用しているバージョンに基づいて、cprc-cli -sb または cprc-cli -sb false コマンドを使用してサポート バンドルを生成します。

作成されたら、サポート バンドル (Cloud Proxy) ページからこれらのサポート バンドルをダウンロードするか、削除できます。