vRealize Operations の連邦情報処理標準 (FIPS) を有効にして、環境を FIPS 準拠にすることができます。
vRealize Operations クラスタでの FIPS の有効化は、インストール時に行うことも vRealize Operations が動作し始めてから行うことも可能です。インストール時に FIPS を追加する方が影響が少なくてすみます。これはクラスタがまだ起動していないためです。
クラスタが実行されているときに FIPS を有効にするには、クラスタをオフラインにする必要があります。詳細については、「vRealize Operations クラスタ管理」を参照してください。
FIPS モードは Cloud Proxy でサポートされています。vRealize Operations クラスタで FIPS を有効にした後も、cloud proxy を引き続き使用できます。
- Web ブラウザで、マスター ノード管理インターフェイスに移動します。https://master-node-name-or-ip-address/admin。
- 管理者の vRealize Operations Manager 管理者ユーザー名を入力します。
- vRealize Operations Manager 管理者のパスワードを入力し、[ログイン] をクリックします。
- [管理者の設定] をクリックします。
注: クラスタが実行されているとき、 [FIPS の有効化] ボタンは無効になっています。
- クラスタをオフラインにした後、[FIPS の有効化] をクリックします。
注: FIPS を有効にすると、現在のセットアップで FIPS モードを無効にすることはできません。FIPS が無効にされた設定に戻すには、 vRealize Operations を再デプロイする必要があります。
- [FIPS を有効にしますか] ダイアログ ボックスで、注記を確認し、[はい] をクリックして、FIPS を有効にすることに同意します。
注: FIPS を有効にするとクラスタが再起動されます。この間、クラスタを使用することはできません。クラスタ ノードが再起動され、クラスタがオンラインになると、すべてのノードで FIPS が有効になります。