グループとして会計オブジェクトを管理、監視、ポリシーの適用を行うには、カスタム オブジェクト グループを作成します。

前提条件

このシナリオのアラート定義を完了していることを確認します。「アラート定義への推奨事項の追加」を参照してください。

手順

  1. 左側のメニューで [環境] > [カスタム グループ] の順にクリックします。
  2. [追加] をクリックして、新しいカスタム グループを作成します。
  3. Accounting VMs and Hostsのような名前を入力します。
  4. [グループ タイプ] ドロップダウン メニューから [部門] を選択します。
  5. [ポリシー] ドロップダウン メニューから [デフォルト ポリシー] を選択します。
    ポリシーを作成する場合は、新規ポリシーを会計グループに適用します。
  6. [メンバーシップ基準の定義] 領域の [以下の基準に適合するオブジェクト タイプを選択する] ドロップダウン メニューで、[vCenter アダプタ] を展開し、[ホスト システム] を選択して、動的グループ基準を構成します。
    1. [基準] ドロップダウン メニューから [関係] を選択します。
    2. [関係オプション] ドロップダウン メニューから、[親] を選択します。
    3. [演算子] ドロップダウン メニューから [含む内容] を選択します。
    4. [オブジェクト名] テキスト ボックスに、acct と入力します。
    5. ナビゲーション ツリーのドロップダウン リストで、[vSphere ホストおよびクラスタ] を選択します。
    仮想マシン名に acct を含む仮想マシンのホストであるホスト オブジェクトが含まれる、動的グループが作成されました。オブジェクト名に acct を含む仮想マシンをホストに追加または移動すると、そのホスト オブジェクトがグループに追加されます。
  7. ワークスペースの左下にある [プレビュー] をクリックし、オブジェクト名に acct を含む仮想マシンが実行されているホストが [グループのプレビュー] ウィンドウに表示されることを確認します。
  8. [閉じる] をクリックします。
  9. [別の基準セットの追加] をクリックします。
    2 つの基準セットの間に新しい基準セットが OR 演算子を使用して追加されます。
  10. [以下の基準に適合するオブジェクト タイプを選択する] ドロップダウン メニューで、[vCenter アダプタ] を展開し、[仮想マシン] を選択して、動的グループ基準を構成します。
    1. [基準] ドロップダウン メニューで、[プロパティ] を選択します。
    2. [プロパティの選択] ドロップダウン メニューで、[構成] を展開し、[名前] をダブルクリックします。
    3. [演算子] ドロップダウン メニューから [含む内容] を選択します。
    4. [プロパティ値] テキスト ボックスに、acct と入力します。
    オブジェクト名に acct を含む仮想マシン オブジェクトが含まれている動的グループが作成されました。このグループは、それらの仮想マシンが存在することに依存します。名前に acct を含む仮想マシンを使用環境に追加すると、その仮想マシンはグループに追加されます。
  11. ワークスペースの左下にある [プレビュー] をクリックし、オブジェクト名に acct を含む仮想マシンが、ホスト システムも含まれるリストに追加されていることを確認します。
  12. [閉じる] をクリックします。
  13. [OK] をクリックします。
    Accounting VMs and Hosts グループがグループ リストに追加されます。

結果

名前に acct を含む仮想マシンが使用環境内で追加、削除、および移動されるのに伴って変化する、動的オブジェクト グループが作成されました。

次のタスク

vRealize Operations でアラート定義を使用して使用環境を監視する方法を判別するポリシーを作成します。「会計アラートのポリシーの作成」を参照してください。