[ESXi キャパシティ] ダッシュボードは、[クラスタ キャパシティ] ダッシュボードをサポートするもので、クラスタ化されていない ESXi にも必要です。

設計上の考慮事項

キャパシティ管理のすべてのダッシュボードに共通した一般的な設計上の考慮事項については、[キャパシティ] ダッシュボード を参照してください。

ダッシュボードの使用方法

[サマリ] ヒートマップには、クラスタごとにグループ化された ESXi ホスト キャパシティの全体像が表示されます。

  • 各 ESXi ホストはボックスで表され、その残りキャパシティが表示されます。
  • ESXi ホスト サイズは、使いやすくするために一定の値になります。ESXi サイズが標準化されていない場合は、物理コードの数または 合計 CPU GHz を使用してサイズの違いを表示することを検討してください。最小 ESXi が小さすぎないようにします。
  • 浪費は新しい色で表示されます。濃い灰色は、キャパシティが使用されていないときの浪費を示します。低使用率によるパフォーマンスの問題は、ほかの箇所のボトルネックによって発生する可能性があります。
[ESXi ホスト キャパシティ ] ウィジェットは、環境内のすべての ESXi ホストを親クラスタ別にグループ化して一覧表示します。
  • スタンドアロン ESXi は、下部の [グループなし] の下に表示されます。
  • 多くのデータセンターがある大規模環境では、特定の vCenter Server またはデータセンターにズームすることができます。特定の名前に一致する特定の ESXi ホストをフィルタリングまたは検索できます。
  • [99 パーセンタイル パフォーマンス] 列には、ESXi パフォーマンス (%) メトリックの 99 パーセンタイル値が取得されます。外れ値を除外するため、最悪のパフォーマンス (100 パーセンタイルと同じ) は考慮されません。また、パフォーマンスのしきい値は厳格になるように設定されています。
[ESXi ホスト キャパシティ] ウィジェットからいずれかの ESXi ホストを選択します。3 つのすべての線グラフには、選択した ESXi ホストの警告が自動的に表示されます。
  • RAM と CPU の合計と使用可能なキャパシティの両方が表示されます。
  • 使用率は 1 週間ではなく 3 か月で表示されます。表示されている平均値は 1 日あたりのもので、1 時間あたりではありません。また、有効な RAM ではなく使用済みの RAM に焦点を当てて表示されています。

注意点

  • [ESXi キャパシティ] ダッシュボードへのドリルダウンを追加します。このドリルダウンを開始するための論理的な場所は、[クラスタ キャパシティ リスト] ウィジェットにあります。このウィジェットをターゲット ダッシュボードの ESXi ホストの表にリンクします。
  • 多くの場合、キャパシティの不足に対処するためにテクノロジーの更新が使用されます。ハードウェアの古さの判断に役立つ、ハードウェア モデルおよび仕様を表示するプロパティ ウィジェットを追加することを検討してください。