データ パーシステンスを使用すると、クラウド プロキシと vRealize Operations の間の接続に失敗した場合、クラウド プロキシによってデータを保存することができます。データ パーシステンスを使用すると、一時的な接続の問題が発生した場合にデータのギャップを回避できます。クラウド プロキシは、vRealize Operations に送信されるすべてのデータを保存します。たとえば、メトリック、プロパティ、タイム スタンプはすべて、クラウド プロキシに保存されている保持データの一部です。

クラウド プロキシは、最大 1 時間のデータを保存できます。容量が不足している場合、または接続に失敗した状態が 1 時間以上続いている場合、クラウド プロキシは最も古い格納データを削除し、最後に収集されたデータに置き換えることで、保存されたデータをローテーションします。容量が不足している場合は、ストレージを追加できます。詳細については、ナレッジベースの記事 KB2016022 を参照してください。

接続の復旧後、クラウド プロキシは保存されたデータを vRealize Operations に送信します。保存されたデータは、リアルタイム データの前にクラウドにプッシュされ、リアルタイム データが表示される前に表示されます。

データ パーシステンスは、新しいクラウド プロキシをデプロイする際に有効にできます。詳細については、VMware Cloud でのクラウド プロキシの構成を参照してください。データ パーシステンスは、既存のクラウド プロキシで有効にすることもできます。詳細については、クラウド プロキシの健全性の監視を参照してください。