[データストア使用率] ダッシュボードを使用すると、仮想インフラストラクチャでストレージのプロビジョニングおよび使用率のパターンを特定するのに役立ちます。

ベスト プラクティスとして、仮想環境でストレージを管理するために、データストアが標準のサイズであることを確認します。このダッシュボードのヒート マップには、vRealize Operations によって監視されるすべてのデータストアを表示し、クラスタごとにグループ化します。

ダッシュボードでは、色を使用してデータストアの使用率のパターンを示しています。グレーは低使用率のデータストアを表し、赤色はディスク容量不足のデータストアを表し、緑色は最適に使用されているデータストアを表します。ダッシュボードからデータストアを選択して、過去の使用率トレンドと予測される使用量を確認できます。ダッシュボードには、選択したデータストア上で動作しているすべての仮想マシンがリストされます。大きな仮想マシンのスナップショットまたはパワーオフ状態の仮想マシンによって使用されているストレージを再利用できます。

vRealize Operations アクション フレームワークを使用すれば、スナップショットやパワーオフ状態の不要な仮想マシンを削除して、リソースを再利用できます。

  • [データストアのキャパシティと使用率]:過剰に使用されているデータセンターと過小に使用されているデータセンターを見つけます。また、データストアのサイズが等しいかどうかを確認できます。このウィジェットでデータストアを選択すると、ダッシュボードに関連データが自動で表示されます。
  • [選択したデータストア内の仮想マシン]:選択したデータストアをもとに仮想マシンのリストを表示します。仮想マシンがパワーオンであるかどうかや、スナップショットを使用する場合はそのサイズなど、関連する詳細も確認できます。
  • [選択したデータストアの使用率トレンド]:選択したデータストアで使用されるキャパシティと利用可能なキャパシティの合計を比べて、トレンドを知ることができます。
  • [環境内のすべての共有データストア]:環境内で共有されるデータストアのリストを表示します。このウィジェットに表示される情報は、使用量に基づきデータストアのキャパシティの再調整が必要かどうかを適切に判断するのに役立ちます。