割り当てモデルは、データストア内、クラスタ内またはデータストア クラスタ内のオブジェクトに割り当てられる CPU 量、メモリ量、またはディスク容量を定義します。ポリシーでは、割り当てモデル要素をオンにして、オブジェクトのリソース割り当てを構成できます。

割り当てモデル要素の仕組み

割り当てモデル要素は、データストア、クラスタ、またはデータストア クラスタに特定の量の CPU、メモリ、ディスク容量リソースを割り当てたときの、キャパシティの計算方法を決定します。クラスタの 1 つのリソース コンテナまたはすべてのリソース コンテナに対して、割り当ての比率を指定できます。デマンド モデルとは異なり、割り当てモデルは、ポリシーでオンにしたときにのみキャパシティの計算に使用されます。

割り当てモデル要素は、[再利用] ページにおけるメモリおよびストレージの再利用可能なリソースにも影響を与えます。割り当てモデル要素をポリシーでオンにすると、選択したデータセンターの、リソースを再利用できる仮想マシンとスナップショットの表に、再利用可能なメモリおよびディスク容量がオーバーコミット値に基づいて表示されます。

割り当てモデル要素をオーバーライドする場所

ポリシーのワークロード分析設定を表示してオーバーライドするには、左側のメニューで [構成] > [ポリシー] の順にクリックします。

[追加] をクリックしてポリシーを追加するか、必要なポリシーを選択し、右側のペインで [ポリシーの編集] クリックしてポリシーを編集します。<ポリシー名> [編集] ワークスペースで、[キャパシティ] カードをクリックします。

選択したオブジェクト タイプの割り当てモデル設定が、ワークスペースに表示されます。

割り当てモデルの横にあるロック解除アイコンをクリックして、オーバーコミット率を設定します。

オプション 説明
割り当てモデルを有効にするには、オーバーコミット比率を設定してください CPU、メモリ、またはディスク容量のオーバーコミット率を設定できます。編集するリソース コンテナの横にあるチェック ボックスをオンにし、オーバーコミット率の値を変更します。