割り当てモデルにより、オブジェクト タイプに割り当てられるコンピューティング リソース、メモリ リソース、およびストレージ リソースの量が決まります。割り当て値は、オブジェクトに適用されるポリシーを変更して定義します。割り当て値(オーバーコミット率ともいいます)は、パフォーマンスとコストに影響を与えます。
割り当てモデルは、デマンド モデルと並行して動作します。キャパシティの計算に常に影響するデマンド モデルとは異なり、割り当てモデルはポリシー設定でオンまたはオフにできます。vRealize Operations が CPU、メモリ、またはディスク容量をオーバーコミットする比率を制御できます。ポリシーで割り当て値を指定することで、リソースをオーバーコミットするかどうかを選択できます。オーバーコミットは、従量課金制モデルでリソースの使用率を測定するのに役立ちます。オーバーコミットしない場合、クラスタの使用率は 100% を超えません。リソース使用率が設定した割り当て率を超えた場合、残りキャパシティはゼロになります。
ポリシーを変更してオーバーコミット率を構成するには、『 vRealize Operations 構成ガイド』のポリシー割り当てモデル要素を参照してください。