スーパー メトリックは、1 つ以上のオブジェクトに関する 1 つ以上のメトリックの組み合わせを含む数式です。スーパー メトリックを使用すると、より少ない数のメトリックを調べるときに情報にすばやくアクセスできます。

スーパー メトリックを構成する場所

左側のメニューで [構成] をクリックし、[スーパー メトリック] をクリックします。

特定のスーパー メトリックの詳細を表示するには、リストからスーパー メトリックをクリックします。スーパー メトリックの詳細は右側のパネルに表示されます。スーパー メトリックの詳細には、選択したスーパー メトリックに対して有効になっている割り当て済みのオブジェクト タイプ、数式、ポリシーが含まれます。

表 1. スーパー メトリックの構成オプション
オプション 説明
ツールバー ツールバーの選択肢を使用して、スーパー メトリック オプションを管理します。
  • 新規スーパー メトリックの追加[スーパー メトリックの作成] ワークスペースを開始します。
  • 選択したスーパー メトリックの編集[スーパー メトリックの作成] ワークスペースを開始します。
  • 選択したスーパー メトリックのクローン作成スーパー メトリックを複製します。クローンを編集するか、それを別のオブジェクト タイプに関連付けます。
  • 選択したスーパー メトリックの削除
  • 選択したスーパー メトリックのエクスポート他の vRealize Operations インスタンスで使用するためにスーパー メトリックをエクスポートします。「スーパー メトリックのエクスポートとインポート」を参照してください。
  • スーパー メトリックのインポートこの vRealize Operations インスタンスにスーパー メトリックをインポートします。「スーパー メトリックのエクスポートとインポート」を参照してください。
スーパー メトリック リスト 名前および式の説明により一覧表示された構成済みのスーパー メトリック。

スーパー メトリック機能の強化

スーパー メトリックでの集計関数の以前の実装では、数式内でアダプタ種別とリソース種別を明示的に指定する必要がありました。

古い数式

count(${adaptertype=VMWARE, objecttype=HostSystem,attribute=badge|health, depth=1})

集計関数の新しい実装では、リソース種別を明示的に指定しなくても、スーパー メトリックを定義できます。スーパー メトリック数式で「objecttype=*」を使用すると、指定した属性を持つすべてのリソース種別が考慮されるようになります。

新しい数式

count(${adaptertype=VMWARE, objecttype=*,attribute=badge|health, depth=1})
注:

「adaptertype」は、引き続き明示的に指定する必要があります。ただし、「*」を使用できるのは、指定したアダプタ種別に対してすべてのリソース種別を選択する場合のみです。