この例では、管理者がユーザー インターフェイスを起動し、[クイック スタート] ページの [キャパシティの評価] 機能を選択して、CPU の残り時間が 5 日間しかないデータセンターを識別します。管理者はリソース再利用のアクションを実行するときに、一部の仮想マシンをこのアクションから除外したいと考えています。
管理者は、シフトの開始時にシステム リソースを確認します。
前提条件
管理者には、vRealize Operations の運用および vCenter Server オブジェクトの管理のための認証情報が必要です。
手順
- 左側のメニューで、管理者は [最適化] の下にある [再利用] をクリックします。
[再利用] 画面が表示されます。管理者はネットワーク全体のデータセンターのステータスを確認し、データセンター DC-Evanston-6 の残り時間が 3 日間であることを把握します。
- 管理者は [DC-Evanston-6 のグラフィック]をクリックします。
画面下半分のデータが更新され、選択したデータセンター DC-Denver-19 の推奨事項に、再利用可能なキャパシティ合計とコスト削減の可能性が表示されます(注:現時点では、DC-Evanston-6 のグラフィックをダブルクリックすると、そのデータセンターの [オブジェクト詳細] ページが表示されます)。
- 表のヘッダー行で、[スナップショット] を選択します。
表が更新され、スナップショット数が多すぎるクラスタが一覧表示されます。
- 管理者は、表の左側のクラスタ名の横にある[山型マーク]をクリックします。
クラスタ内のすべての仮想マシンが一覧表示されます。
- 管理者はクラスタ内の一部の仮想マシンのスナップショットを保持したいため、2 台の仮想マシンを選択して [仮想マシンの除外] をクリックします。
操作の確認を求めるダイアログ ボックスが表示されます。
- [仮想マシンの除外] をクリックして確定します。
除外された仮想マシンがビューに表示されなくなり、潜在的なコスト削減量が減少します。
- 表に戻り、スナップショットを削除する仮想マシンを選択した状態で [スナップショットの削除] をクリックします。
[スナップショットの削除] の確認ダイアログ ボックスに、削除されるスナップショットの数と、コストとディスク容量の月単位の節約分が表示されます。
- [スナップショットの削除] をクリックして操作を確定します。
スナップショットが削除されます。
結果
過剰なスナップショットが削除され、コストが削減されます。
次のタスク
左側のメニューの [キャパシティの最適化] で [概要] をクリックして、[キャパシティ概要] 画面を表示します。DC-Evanston-6 の残り時間が 15 日間になったことを確認します。