ネットワーク運用エンジニアが、データストアのディスク容量に関するアラートを調査し、提示された推奨事項で問題を解決できると判断しました。使用されていないスナップショットを削除するという推奨事項が特に有益です。vRealize Operations を使用して、スナップショットを削除します。
vCenter Server アダプタでアクションを有効にしていない場合は、vCenter Server インスタンス上のスナップショットを手動で削除できます。
手順
- 左側のメニューで [トラブルシューティング] をクリックし、[アラート] をクリックします。データ グリッドでアラート名を選択します。右側にアラートの詳細情報が表示されます。
- 推奨事項を確認します。
推奨事項には、
Storage vMotion の一部の仮想マシンを別のデータストアに保存 や
仮想マシンの未使用のスナップショットを削除 などがあります。未使用のスナップショットの削除推奨には、操作ボタンが含まれます。
- [データストアの未使用のスナップショットの削除] をクリックします。
- [経過日数] テキストボックスで、スナップショットを削除するために取得する経過日数を選択または入力して、[OK] をクリックします。
たとえば、30 日以上経過したデータストア上のすべてのスナップショットを取得するには、30 と入力します。
- [データストアの使用されていないスナップショットの削除] ダイアログボックスで、スナップショットの容量、スナップショットの作成時刻、仮想マシン名を確認します。削除するスナップショットを決定し、削除する各スナップショットのチェック ボックスをオンにします。
- [OK] をクリックします。
表示されるダイアログボックスは、最近のタスクへのリンクと特定のタスクへのリンクを提供します。
- タスクが正しく実行されたことを確認するには、[最近のタスク] をクリックします。
[最近のタスク] ページが表示されます。[使用されていないスナップショットの削除] アクションには、スナップショットの取得とスナップショットの削除という 2 つのタスクが含まれます。
- 完了時刻が現在に最も近い [使用されていないスナップショットの削除] タスクを選択します。
このタスクによってスナップショットが削除されます。ステータスが [
完了] になります。
結果
この例では、vCenter Server のデータストアでアクションを実行しました。他の推奨も有効である可能性があります。
次のタスク
- 推奨でアラートが解決されることを確認します。アクションを実行し、アラートがキャンセルされたことを確認したら、収集サイクルを何回か実行します。アラートを生成した条件が true でなくなると、アラートはキャンセルされます。
- 他の推奨を実装します。このアラートの他の推奨では、他のアプリケーションを使用する必要があります。vRealize Operations からは推奨を実装できません。