単一ノードを作成し、これをプライマリ ノードとして構成するか、追加データを処理するためにクラスタ内にデータ ノードを作成できます。すべての vRealize Operations のインストールには、プライマリ ノードが必要です。シングル ノード クラスタの場合、管理機能とデータ機能は同じプライマリ ノードに存在します。マルチ ノードの vRealize Operations クラスタには、1 つのプライマリ ノードと、追加データを処理するための 1 つ以上のノードが存在します。
前提条件
- vRealize Operations vApp をデプロイしてノードを作成します。
- デプロイが完了した後、ノードの完全修飾ドメイン名 (FQDN) または IP アドレスを控えます。
- カスタム認証証明書を使用する予定の場合は、証明書ファイルが vRealize Operationsの要件を満たしていることを確認します。
手順
- vRealize Operations のプライマリ ノードになるノードの名前または IP アドレスに移動します。
セットアップ ウィザードが表示されます。
vRealize Operations にログインする必要はありません。
- [新規インストール] をクリックします。
- [次へ] をクリックします。
- admin ユーザー アカウントのパスワードを入力して確認し、[次へ] をクリックします。
パスワードは、1 個以上の大文字、1 個以上の小文字、1 個以上の数字、1 個以上の特殊文字を含めて 8 文字以上で作成する必要があります。
デフォルトのユーザー アカウント名は admin で、変更できません。
- vRealize Operations に含まれている証明書を使用するか独自の証明書をインストールするかを選択します。
- 独自の証明書を使用する場合は、[参照] をクリックして証明書ファイルを探します。[開く] をクリックすると、[証明書情報] テキスト ボックスにファイルが読み込まれます。
- 証明書から得られた情報を参照し、vRealize Operationsの要件を満たしていることを確認します。
- [次へ] をクリックします。
- プライマリ ノードの名前を入力します。
例:
Ops-Primary
- クラスタが同期する NTP (Network Time Protocol) サーバの URL または IP アドレスを入力します。
例:
nist.time.gov
- [[Add]] をクリックします。
vRealize Operations がすべてのノードをプライマリ ノードとレプリカ ノードに同期させることによってそれ自体の同期を管理できるようにするため、NTP をブランクのままにします。
- [次へ] をクリックします。
- vRealize Operations の可用性を構成します。vRealize Operations を可用性が有効な状態でインストールするには、[可用性モード] を有効にして、[高可用性] または [継続的な可用性] を選択します。フル キャパシティでインストールを続行するには、[次へ] をクリックします。
注: インストール後に、管理者インターフェイスから [高可用性] または [継続的な可用性] を有効にすることができます。
- [追加] アイコンをクリックしてノードを追加します。
- [ノード名] および [ノード アドレス] を入力します。
- [現在のクラスタ ロール] を選択します。
注: デフォルトの構成を使用する場合、このステップはオプションです。[このクラスタ用に高可用性を有効化する] オプションを選択した場合、追加されるノード リストからレプリカ ノードになるノードを選択できます。ただし、リストからはレプリカ ノードとして 1 つのノードだけを選択できます。高可用性の詳細については、
vRealize Operations への高可用性の追加を参照してください。このクラスタで継続的な可用性を選択する場合は、少なくとも 1 つの監視ノードと偶数個のデータ ノード(プライマリ ノードを含む)を追加し、それらを 2 つのフォールト ドメインに分割します。詳細については、
継続的な可用性の追加を参照してください。
- [次へ] をクリックし、[終了] をクリックします。
管理インターフェイスが表示されます。
vRealize Operations がプライマリ ノードの追加を完了するまで若干時間がかかります。
結果
これで、ノードを追加できるプライマリ ノードを作成しました。
次のタスク
プライマリ ノードを作成した後、次のことを選択できます。