サンプル スクリプトを使用して、物理サーバのオペレーティング システムを監視することができます。

サンプル スクリプトは、次のオペレーティング システムでのみテストされています。
  • CentOS 7.x および CentOS 8.x
  • RHEL 7.x および RHEL 8.x
  • SUSE 12.x および SUSE 15.x
  • OEL7.x および OEL 8.x
  • Ubuntu 16.x、Ubuntu 18.x、Ubuntu 20.x、および Ubuntu 22.x
  • VMware Photon Linux

前提条件

  • cURL が 7.29.0 であることを確認します。
  • unzip が 6.0-20.el7 以降であることを確認します。
  • OpenSSL が 1.0.2k-fips 以降であることを確認します。
  • vRealize Operations で、クラウド プロキシが起動し、オンラインになっていることを確認します。
  • 物理サーバからクラウド プロキシにアクセスできることを確認します。
  • 物理サーバから vRealize Operations のポート 443 にアクセスできることを確認します。
  • uuidgen パッケージは物理サーバ上に存在する必要があります。
注: カスタム Telegraf を使用してすでに vRealize Operations をアップグレードしている場合、オペレーティング システム オブジェクトの新しいプロパティを表示するには、次の手順を再度実行してオペレーティング システムを監視する必要があります。ヘルパー スクリプトを再度ダウンロードして再実行し、カスタム Telegraf を再起動する必要があります。

手順

  1. SSH を使用して物理サーバに接続し、次のコマンドを実行してクラウド プロキシからサンプル スクリプトをダウンロードします。
    wget --no-check-certificate https://<cloudproxy_ip>/downloads/salt/unmanagedagent_setup_sample.sh 
    注: 上記で指定した場所の <cloudproxy_ip> には、適切なクラウド プロキシ IP アドレスを使用します。
  2. 次のコマンドを実行してスクリプトを実行可能にします。
    chmod +x unmanagedagent_setup_sample.sh
  3. サンプル スクリプトを実行して Telegraf バイナリ ファイルをクラウド プロキシからダウンロードし、vRealize Operations との安全な接続のために必要な証明書を作成し、Telegraf 構成ファイルに必要な更新を行います。
    ./unmanagedagent_setup_sample.sh -v <vrops_ip_or_fqdn> -a <vrops_user> -b <vrops_password> -c <cloudproxy_ip> -d <Telegraf_Download_Directory> 
    
    Example: 
    ./unmanagedagent_setup_sample.sh -v 10.192.0.189 -a admin -b Password!23 -c 10.192.0.158 -d /opt/TelegrafDownloadDirectory 
    環境が企業プロキシの背後にある場合、スクリプトでは外部接続についてプロキシが明示的に考慮されます。
    注: プロキシ認証用にユーザー名とパスワードの特殊文字がエンコードされているか、正しくエスケープされていることを確認します。
    ./unmanagedagent_setup_sample.sh -v <vrops_ip_or_fqdn> -a <vrops_user> -b <vrops_password> -c <cloudproxy_ip> -d <Telegraf_Download_Directory> -x <[protocol://]proxyhost[:proxyport]> -u <proxyUser> -p <proxyPassword>
    引数の説明:

    vrops_ip_or_fqdn:vRealize Operations の IP アドレスまたは FQDN。必須パラメータです。

    vrops_user:suite-api 呼び出しを行う vRealize Operations のユーザー名。必須パラメータです。

    vrops_password:suite-api 呼び出しを行う vRealize Operations のパスワード。必須パラメータです。

    cloudproxy_ip:クラウド プロキシの IP アドレス。必須パラメータです。

    Telegraf_Download_Directory:エージェントをインストールする場所。オプションのパラメータです。デフォルト値:現在のディレクトリ。

    proxy:プロキシ サーバの URL。オプションのパラメータです。

    注: 誤った引数が原因でヘルパー スクリプトの実行が初めて失敗したときは、Telegraf フォルダをクリアし、正しい引数を使用してスクリプトを再度実行します。
  4. <Telegraf_Download_Directory> フォルダに移動し、Telegraf を実行します。
    telegraf/usr/bin/telegraf -config telegraf/etc/telegraf/telegraf.conf -config-directory telegraf/etc/telegraf/telegraf.d

次のタスク

メトリックを表示するには、 vRealize Operations ユーザー インターフェイスから [関連オブジェクト] > [メトリック] タブを選択します。
  1. 左側のパネルから [環境] > [カスタム グループ] の順に移動します。
  2. 右側のペインで [オペレーティング システム ワールド] オブジェクトをクリックします。
  3. [メトリック] タブに移動し、対応する OS オブジェクトを選択します。