メトリック / スーパー メトリックシンプトムは、vRealize Operations が環境のターゲット オブジェクトから収集した運用およびパフォーマンス値に基づいています。このシンプトムは、静的しきい値または動的しきい値を評価するように構成できます。

メトリックに基づくシンプトムを定義しておけば、環境内のオブジェクトのパフォーマンスが悪影響を受ける場合に知らせてくれるアラート定義を作成できます。

固定しきい値

静的しきい値に基づくメトリックシンプトムでは、収集された現在のメトリック値をシンプトムの定義に設定された固定値と比較します。

たとえば、仮想マシンの CPU ワークロードが 90 を超えた場合に、重大なシンプトムがトリガされる静的なメトリックシンプトムを構成できます。

動的しきい値

動的しきい値に基づくメトリックシンプトムでは、収集された現在のメトリック値を vRealize Operations によって特定された傾向と比較して、現在値が傾向の範囲を上回っている、下回っている、または全体として傾向の範囲外にあるのいずれに該当するのかを評価します。

たとえば、仮想マシンの CPU ワークロードが傾向の通常値を超えた場合に、重大なシンプトムがトリガされる動的なメトリックシンプトムを構成できます。