vRealize Operations では、データストア オブジェクトの構成、サマリ、データストア使用に関するプロパティが収集されます。

表 1. データストアおよびデータストア クラスタ オブジェクトの構成プロパティ
プロパティ キー プロパティ名 説明
config|iormConfigStatus 構成|ストレージ I/O コントロール ステータス ストレージ I/O コントロールのステータスを表示します。有効にすると、(共有、制限、予約を使用して)ディスク I/O が制御されます。値:True または False。
summary | total_number_datastores サマリ|データストアの総数 クラスタ内のメンバー データストアの合計数が表示されます。
summary|parentVcenter サマリ|親 vCenter Server 親 vCenter Server の詳細が表示されます。
summary|parentDatacenter (GB) サマリ|親データセンター 親データセンターの詳細が表示されます。
表 2. vSAN データストア オブジェクトについて収集されるキャパシティ プロパティ
プロパティ キー プロパティ名 説明
キャパシティ|使用可能な容量 (GB) 使用可能な容量 使用可能なディスク容量を GB 単位で表示します。
キャパシティ|プロビジョニング済み (GB) プロビジョニング済み(GB) プロビジョニングされたデータストアのサイズを GB 単位で表示します。
キャパシティ|キャパシティ合計 (GB) 合計容量(GB) データストアの合計容量を GB 単位で表示します。
キャパシティ|プロビジョニング済みコンシューマ容量の合計 (GB) プロビジョニング済みコンシューマ容量の合計 (GB)。 プロビジョニング済みコンシューマ容量の合計を GB 単位で表示します。
容量 | 使用量 (GB) 使用量 (GB) 使用済みディスク容量を GB 単位で表示します。
キャパシティ|使用済み容量 (%) 使用量 (%) 使用済みディスク容量をパーセント単位で表示します。
キャパシティ|使用可能なキャパシティ (GB) 使用可能なキャパシティ (KB) 使用可能なディスク容量を GB 単位で表示します。
注: 以前は、vSAN データストアの基準レートはディスクのキャパシティ合計に基づいて計算されましたが、現在は、vSAN データストアの基準レートは使用可能なキャパシティに基づいて計算されます。
表 3. データストア オブジェクトについて収集されるサマリ プロパティ
プロパティ キー プロパティ名 説明
summary|vmfs_version VMFS(仮想マシン ファイル システム)のバージョン VMFS バージョン番号が表示されます。メジャー バージョン番号とマイナー バージョン番号の両方が含まれます。
注: VMFS バージョン プロパティは、データストア タイプが VMFS の場合のみ表示されます。
summary | diskCapacity ディスク容量 ディスク容量
summary|isLocal ローカルかどうか ローカル データストアかどうか
summary|customTag|customTagValue カスタム タグ値
summary|accessible アクセス可能なデータストア アクセス可能なデータストア
summary|path サマリ|パス
summary|scsiAdapterType サマリ|SCSI アダプタ タイプ このプロパティはデフォルトで無効です。
summary|aliasOf サマリ|次のエイリアス このデータストアが別のデータストアのエイリアスであるかどうかを示します。公開された値は、それがエイリアスであるデータストアのコンテナ ID です。
注:

このプロパティが取る可能性がある値は 2 つあります。1 つは「none」で、このデータストアが別のデータストアのエイリアスではないことを意味します。もう 1 つはデータストアの <containerID> で、それがエイリアスであるデータストアのコンテナ ID です。

表 4. データストア オブジェクトについて収集されるデータストア プロパティ
プロパティ キー プロパティ名 説明
datastore | hostcount ホスト数 ホスト数
datastore | hostScsiDiskPartition ホスト SCSI ディスク パーティション ホスト SCSI ディスク パーティション
* datastore|maxObservedNumberRead データストア I/O|観測最大読み取り要求数 無効化
* datastore|maxObservedNumberWrite データストア I/O|観測最大書き込み要求数 無効化
* datastore|maxObservedOIO データストア I/O|観測最大実行中要求数 無効化
* datastore|maxObservedRead データストア I/O|観測最大読み取り遅延 無効化
* datastore|maxObservedReadLatency データストア I/O|観測最大読み取り遅延 無効化
* datastore|maxObservedWrite データストア I/O|観測最大書き込み遅延 無効化
* datastore|maxObservedWriteLatency データストア I/O|観測最大書き込み遅延 無効化
表 5. vVol データストア オブジェクトについて収集されるデータストア プロパティ
プロパティ キー プロパティ名 説明
storageArray|modelId ストレージ アレイ|モデル VVol データストアのストレージ アレイ モデル。
注: このプロパティは、vVol データストアに対してのみ公開され、vCenter Server バージョン 6.0 から利用可能になりました。
storageArray|name ストレージ アレイ|名前 vVol データストアのストレージ アレイ名。
注: このプロパティは、vVol データストアに対してのみ公開され、vCenter Server バージョン 6.0 から利用可能になりました。
storageArray|id ストレージ アレイ|ID vVol データストアのストレージ アレイ ID。
注: このプロパティは、vVol データストアに対してのみ公開され、vCenter Server バージョン 6.0 から利用可能になりました。
storageArray|vendorId ストレージ アレイ|ベンダー vVol データストアのストレージ アレイ ベンダー。
注: このプロパティは、vVol データストアに対してのみ公開され、vCenter Server バージョン 6.0 から利用可能になりました。
protocolEndpoints|name プロトコル エンドポイント|名前 プロトコル エンドポイントの vVol データストアの名前。
注: これは、vVol データストア専用の、プロトコル エンドポイント インスタンス(たとえば 3362663138636633)単位で公開されるインスタンス化されたプロパティです。vCenter Server バージョン 6.0 から利用可能です。
protocolEndpoints|type プロトコル エンドポイント|タイプ プロトコル エンドポイントの vVol データストアのタイプです。
注: これは、vVol データストア専用の、プロトコル エンドポイント インスタンス(たとえば 3362663138636633)単位で公開されるインスタンス化されたプロパティです。vCenter Server バージョン 6.5 から利用可能です。
protocolEndpoints|hosts プロトコル エンドポイント|ホスト vVol データストアのプロトコル エンドポイントに関連付けられているホストです。
注: これは、vVol データストア専用の、プロトコル エンドポイント インスタンス(たとえば 3362663138636633)単位で公開されるインスタンス化されたプロパティです。vCenter Server バージョン 6.0 から利用可能です。

このバージョンの vRealize Operations では、アスタリスク (*) マークの付いたデータストア プロパティが無効になっています。つまり、デフォルトでデータが収集されません。