vRealize Operations Manager のいくつかの領域で環境を監視し、生成されるアラートを確認できます。アラートはアラート定義内のシンプトムがトリガされるときに生成されるため、環境内のオブジェクトが、許容と定義されたパラメータの範囲内で動作していない時点で把握できます。
環境内の問題を監視して対応できるように、生成されたアラートは vRealize Operations Manager の多くの領域に表示されます。
アラート
アラートは、健全性、リスク、または効率に分類されます。健全性アラートは、ただちに対処する必要がある問題を示します。リスク アラートは、緊急の健全性問題になる前にすぐに対応する必要がある問題を示します。効率アラートは、浪費されている領域を節約したり環境内のオブジェクトのパフォーマンスを向上させたりできる領域を示します。
環境についてのアラートは次の場所で監視できます。
- アラート
- 健全性
- リスク
- 効率
- [サマリ] タブ、[タイムライン] タブ、および [メトリック チャート] タブを含む [アラート詳細]
- [サマリ] タブ
- [アラート] タブ
- [イベント] タブ
- カスタム ダッシュボード
- アラートの通知
アラートの操作
アラートは、トリガする条件がなくなってアラートが取り消されるように解決する必要がある問題を示します。提示される解決法は、解決手段によって問題に取り組むことができるように、推奨として示されます。
アラートを監視する際には、アラートの所有権の取得、アラートのサスペンド、またはアラートの手動キャンセルを行うことができます。
アラートを取り消すと、そのアラートと、メッセージ イベント タイプまたはメトリック イベント タイプのすべてのシンプトムが取り消されます。他のタイプのシンプトムは手動でキャンセルすることはできません。メッセージ イベント シンプトムまたはメトリック イベント シンプトムによってイベントがトリガされた場合は、アラートが有効に取り消されます。メトリック シンプトムまたはプロパティ シンプトムによってアラートがトリガされた場合は、数分後に同じ条件に対して新しいアラートが作成されることがあります。
アラートを削除する正しい方法は、シンプトムをトリガし、アラートを生成した根本的な条件に対応することです。
移行されたアラート
vRealize Operations Manager の以前のバージョンからアラートを移行した場合、それらのアラートは概要に取り消し済みステータスで表示されますが、アラートの詳細は表示できません。