[上位のプロセスを取得] アクションは、仮想マシンのアプリケーションに関連するプロセスの問題とリソースの問題のトラブルシューティングに使用します。

アクションの動作

[上位のプロセスを取得] アクションは、選択した仮想マシンの上位 10 プロセスのステータスを示します。仮想マシンのアプリケーションに影響を与えているリソースに関する問題をトラブルシューティングできます。

デフォルトでは、選択した仮想マシンの上位 10 プロセスの詳細が表示されます。プロセスの数を変更して、上位 N プロセス(N は 1 ~ 100)の詳細を表示できます。また、CPU およびメモリに基づいてプロセスを表示できます。

[上位のプロセスを取得] アクションは、Windows 仮想マシンおよび Linux 仮想マシンの両方で実行されます。コマンドのサマリ情報は、Linux 仮想マシンでのみ表示できます。

このアクションを実行する場所

サポート対象のオブジェクトおよびオブジェクト レベルについて、メイン メニューで、[環境] タブを選択し、インベントリ ツリーから関連する仮想マシンを選択します。このアクションは、vRealize Operations のトップ メニューのすぐ下にある [アクション] メニューから実行できます。

前提条件

  • VMware Tools がインストールされ、仮想マシン上で実行している必要があります。詳細については、KB 75122 を参照してください。
  • サービス検出は、仮想マシンの検出が成功した場合に有効になります。
  • 仮想マシンがパワーオン状態で接続されている必要があります。

アクションのオプション

仮想マシンが認証なしモードで監視されている場合、または仮想マシンが、ユーザーを認証しない認証ベースのモードで監視されている場合に認証するには、仮想マシンの認証情報を入力する必要があります。確実に正しいアクションを実行するために、次の情報を確認します。

オプション 説明
プロセスの数

詳細が示されているプロセスの数が表示されます。

更新

プロセス数の値を変更すると、プロセスに関する新しいデータが表示されます。

コマンド

アプリケーションの名前が表示されます。

PID

プロセス ID が表示されます。

CPU

Linux 仮想マシンの CPU 使用率 (%) が表示されます。

Windows 仮想マシンの CPU 使用量 (秒) が表示されます。このカウントは、仮想マシンでオペレーティング システムを起動したときから開始されます。

メモリ (%)

メモリの使用量 (KB) が表示されます。

ユーザー

ユーザー名が表示されます。

ステータス
プロセスのステータスが表示されます。次のいずれかの状態になります。
  • Linux の場合 - I、R、S
  • Windows の場合 - 不明、実行中、スリープ状態
実行

指定された数のプロセスに関するデータが表示されます。