追加ノードをデプロイして構成することにより、vRealize Operationsで大規模な環境をサポートすることができます。プライマリ ノードでは、クラスタで環境を監視するために常に追加ノードが必要です。インストールを拡張することで、クラスタに 1 つ以上のノードを追加できます。

データ ノードの追加

データ ノードは、vRealize Operations をスケール アウトして監視環境を拡大することを可能にする追加のクラスタ ノードです。

データ ノードを追加することで、vRealize Operationsクラスタを停止することなくvRealize Operations を動的にスケール アウトできます。クラスタを 25% 以上スケール アウトする場合、vRealize Operationsがそのストレージ サイズを更新できるようにクラスタを再起動する必要があります。再起動するまで、パフォーマンスの低下が見られることがあります。メンテナンス期間中に vRealize Operationsクラスタの再起動を行うことをお勧めします。

また、再起動なしでクラスタのリバランスを実行できるオプションが製品管理オプションに含まれます。リバランスを実行すると、 vRealize Operationsのワークロードがクラスタ ノード全体で調整されます。
図 1. 設定画面からの既存インストールの拡張
この図は、[既存インストールの拡張] ボタンと、ユーザー インターフェイスのグラフィカル表示を示しています。
注: オンラインのクラスタを外部から、または vRealize Operationsインターフェイス以外からシャットダウンしないでください。外部からノードをシャットダウンする場合は、 vRealize Operationsインターフェイスでノードをオフラインにしてからにします。