vRealize Operations 8.10 | 2022 年 10 月 11 日

これらのリリース ノートへの追加や更新を確認してください。

ビルドの詳細

VMware vRealize Operations 8.10 | 2022 年 | ビルド 20570121

VMware vRealize Operations アップグレード PAK | 2022 年 | ビルド 20570120

注:このアップグレード .pak ファイルには、Photon から Photon への OS アップグレード ファイル、vApp アップグレード ファイル、Cloud Appliance アップグレード ファイルが含まれています。

VMware vRealize Operations 8.10 Pre-Upgrade Assessment Tool | 2022 年 | ビルド 20579730

VMware vRealize Operations Cloud Appliance(vRealize Operations Cloud プロキシ)8.10 | 2022 | ビルド 20569886

本リリース ノートに対する追加情報およびアップデート情報を適宜確認してください。

新機能

このリリースの新機能および機能強化については、「主な特長と機能」を参照してください。

主な特長と機能

OpenJDK 8 から OpenJDK 11 への更新

注:OpenJDK を更新した場合、一部の管理パックは JDK11 と互換性がなくなり、JDK11 互換バージョンへのアップグレードが必要になる場合があります。管理パックが vRealize Operations 8.10 と互換性があるかどうかをベンダーにお問い合わせください。詳細については、KB 89675 を参照してください。

vRealize Operations での vSAN ESA のサポート

vSAN アダプタの機能強化

SPBM API のサポートの追加

上記の変更に加えて、[オーバーヘッドなしの使用量 (GB)][vSAN オーバーヘッド (GB)] という 2 つの新しいメトリックが追加されました。

リモート コレクタ

このリリースでは、リモート コレクタがクラウド プロキシの軽量バージョンにアップグレードされ、管理者とクライアントのいずれのインターフェイスでもクラウド プロキシのセクションに表示されます。クラウド プロキシの軽量バージョンは、データのパーシステンスとアプリケーションの監視を除く、クラウド プロキシのすべての機能を備えています。タイプは引き続きリモート コレクタであり、リモート コレクタに関する同じサイズ設定ガイドラインが適用されます。コレクタを再デプロイする必要がある場合は、クラウド プロキシをデプロイする必要があります。詳細については、vRealize Operations リモート コレクタ ノードについてを参照してください。

:リモート コレクタは今後のリリースでクラウド プロキシにアップグレードされ、データ収集に関して最新の拡張機能を利用できるようになります。

vRealize Operations クラウド プロキシの機能拡張

  • vRealize Operations クラウド プロキシの回復性

    • vRealize Operations クラウド プロキシでは、アップグレード中のネットワークの中断を処理するための回復性が強化されました。

    • vRealize Operations クラウド プロキシとクラウド間の接続負荷管理を向上することで、高負荷環境でのドロップを最小限に抑えました。

  • vRealize Operations クラウド プロキシのトラブルシューティング

    • ログに不正な OTK(クラウド プロキシのデプロイ時に使用)に関連するエラー メッセージが表示されるようになりました。

    • vRealize Operations Cloud で、ネットワークの中断によってアップグレードが失敗した場合に、クラウド プロキシを手動でアップグレードするように自動的に通知されるようになりました。

    • 更新されたクラウド プロキシのトラブルシューティングトピックを参照して、クラウド プロキシ接続およびアップグレード関連の問題をトラブルシューティングできるようになりました。

    • 接続、サイジング、移行、および高可用性関連のクエリに役立つクラウド プロキシの FAQ トピック。

    • vRealize Operations クラウド プロキシは、容量の制約によるアップグレードの失敗について、チェックとアラート送信をするようになりました。プロアクティブ アラートは、迅速な修正により収集の損失を最小限に抑える際に役立ちます。 

    • vRealize Operations クラウド プロキシのサポート バンドルでは、トラブルシューティングの迅速化のため、システム変数、サービス ステータスなどの構成をキャプチャできるようになりました。

  • クラウド プロキシのトラブルシューティング CLI

    • 新しい CLI オプション -d は、インストール、接続、ネットワーク、およびサービスに関連する、発生頻度の高い問題の診断に役立ちます。

    • 問題がハイライトされて修正手順が提供されるため、トラブルシューティングが迅速になります。

      詳細については、クラウド プロキシ コマンド ライン インターフェイスの使用を参照してください。

  • クラウド プロキシ証明書の管理

    • クラウド プロキシで、デプロイ時に複数の証明書または証明書グループを追加できるようになりました。

    • キー クラス ID cprc_ca を使用して vApp オプション プロパティを追加することで、クラウド プロキシに証明書を追加できます。これにより、さまざまな証明書を分離して適切に管理できます。

    • 新しい CLI オプション -cs では、クラウド プロキシに追加されたすべての証明書のステータスが表示され、適切に構成されていない証明書を明確に判別できます。

    • 詳細については、次のトピックを参照してください。

      VMware Cloud でのクラウド プロキシの構成

      KB 83698

      クラウド プロキシ コマンドライン インターフェイスの使用

  • クラウド プロキシのアップグレードの機能強化

    • ネットワーク バンド幅の使用を最適化するために、クラウド プロキシのアップグレードは 順次実行され、クラウド プロキシがアップグレードされると 10 から開始してローリングされます。

    • 詳細については、クラウド プロキシのアップグレードのトピックを参照してください。

  • クラウド プロキシのデータ パーシステンス

    クラウド プロキシでデータのパーシステンスが可能になり、ネットワークが中断した場合でもサービスの継続性を確保できるようになりました。

  • 詳細については、次のトピックを参照してください。

  • 修正

    • ログ ローテーションの修正によるクラウド プロキシ仮想マシンでの効率的なパーティション管理。

    • クラウド プロキシを削除すると、削除されたローカル ユーザーが実体なしのコンテンツ セクションから削除されるようになりました。

 vRealize Operations Cloud の保持ポリシーの更新

  • 構成されたデータ保持ポリシーは、クラウド アカウントを削除した後にシステムに保持される履歴データ(オブジェクト、メトリック、プロパティ、レポート)にも適用されるようになりました。詳細については、グローバル設定のリストを参照してください。

管理ページでの検索のサポート

  • vRealize Operations では、管理ページの検索ボックスで管理アイテムの検索ができるようになりました。

高度なワークロード配置

  • vRealize Operations は、vRealize Automation Manager のワークロード配置に関する推奨事項を提供します。vRealize Operations は、複数のクラウド ゾーン クラスタ間でのデプロイに最適なクラスタを特定します。 

  • 現在のアルゴリズムでは、デマンド モデルに基づくクラスタの使用率のみが考慮されます。特定のクラウド ゾーン内のクラスタ全体のデマンドは、最適なクラスタを推奨するためにデプロイの要求に対して評価されます。ただし、割り当てモデルの考慮にも配置の決定が必要なユース ケースもあります。この機能は、デマンド モデルのほかにオーバーコミット率を利用して、配置の推奨を行います。

アラートの機能強化

  • アクションおよび推奨セクションに、対応する推奨事項とアラート定義へのナビゲーション リンクが付属した詳細ビューが表示されるようになりました。これにより、関連するアクション、推奨事項、アラートの検索と検出が向上します。

アクセス コントロールの機能強化

  • 新しい構成要素である「スコープ」は、ロールと関連付けることでテンプレート形式でオブジェクトへのアクセスを制御できます。

  • 追加および編集操作のユーザー インターフェイスが複数ページから単一ページのデザインに変更されました。これにより、構成の確認と編集が容易になりました。詳細については、vRealize Operations のアクセス コントロールを参照してください。

フィルタの機能強化

  • vRealize Operations では、製品で使用可能なさまざまなフィルタを使用した組み合わせによる検索が可能になり、検出が簡素化されました。「\」、「:」、「,」および空白を使用して、より正確なフィルタリングが可能になりました。

  • vRealize Operations では、キーと値のペアの形式によるフィルタの文字列表現が可能になり、コンテンツの検索と検出が簡素化されました。

仮想マシンの RDM ディスクでの新しいプロパティの追加

  • 本リリースで、vRealize Operations Cloud に RDM のサポートが追加されました。これにより、vRealize Operations Cloud で RDM ディスクのプロパティを確認できます。

  • マルチ ディスク共有および SCSI バス共有のプロパティが追加されました。詳細については、仮想マシン プロパティを参照してください。

シンプルなアラート

  • 関連付けられたシンプトム定義の作成が不要な、シンプルなアラートを作成できるようになりました。これは、メトリックを使用し、メトリック チャートから直接インライン条件を作成することで実行可能で、最終的に該当するポリシー内の同じタイプのオブジェクトにアラートを適用します。

自動化セントラルの強化

  • 月単位でのジョブの新しい繰り返し機能。複数の月の複数の日に実行するジョブを一度にスケジュール設定することができます。日付と曜日を週単位で柔軟に選択できます。

  • 開始時刻を 5 分間隔で、ローカル時間に最も近いデフォルトで設定します。

  • ページ設計を簡素化します。

  • 詳細については、一元的自動化によるジョブの作成のトピックを参照してください。

ルールに基づくアプリケーション検出

詳細については、検出対象となるルール定義のアプリケーションを参照してください。

  • シンプルなルール作成で、複数のアプリケーションを検出できます。

  • ルールは、タグ、プロパティ、オブジェクト名に基づいて定義できます。

  • 「[環境] > [アプリケーション] > [アプリケーションの管理]」画面でアプリケーションの検出元となるオブジェクトの範囲を制御できます。検出は、vCenter Server、クラスタ コンピューティング リソース、ホスト システムなどのレベルで制御できます。

IPv6 を使用する NSX-T

  • vRealize Operations は、IPv6 アドレスを使用する NSX-T エンドポイントと統合できるようになりました。

  • オブジェクトの関係が強化され、Edge トランスポート ノードがプロビジョニングされている仮想マシンにまで拡張されました。

詳細については、NSX-T アダプタの構成のトピックを参照してください。

サービスに基づくアプリケーション検出

  • 「[環境] > [アプリケーション] > [アプリケーションの管理]」画面でアプリケーションの検出元となるオブジェクトの範囲を制御できます。検出は、vCenter Server、クラスタ コンピューティング リソース、ホスト システムなどのレベルで制御できます。

  • 以前は、検出はデフォルトで vCenter Server レベルで実行されていました。

  • すべての新しいアプリケーション定義では、アプリケーション定義の作成後、範囲の指定を必須の手順として実行する必要があります。

  • 既存のすべてのアプリケーション定義では、検出はアップグレード後に vCenter Server レベルで続行されます。

クラウド管理機能と可視性を拡張する新しいメトリックとプロパティ

  • 本リリースで、GB あたりの IOPS、1 秒あたりのピーク ネットワーク パケット数、ゲスト OS のページアウト レートのピークという 3 つの新しい仮想マシン メトリックが導入されました。

  • 上記の変更に加え、仮想マシン、ホスト、クラスタ、データストア、データストア クラスタ、分散ポート グループ、Distributed Switch 用の新しいプロパティが追加されました。これらの詳細については、vCenter Server プロパティの更新されたドキュメントを参照してください。

詳細については、メトリック、プロパティ、アラート定義のトピックを参照してください。

スーパー メトリック

  • ワークフローが再設計され、スーパー メトリックの作成が簡素化されました。

  • 数式入力のエクスペリエンスが向上しました。

  • ユーザー インターフェイスの「この」オプションは数式エディタに移動されました。

  • [レガシー] タブのオブジェクト選択ペインは廃止されました。

詳細については、スーパー メトリックの作成のトピックを参照してください。

VCF クラウド アカウント

  • ドメインと基盤となるアダプタを認証情報とともに自動検出するように VCF クラウド アカウントを構成することができます。

  • VCF トラバーサルの仕様、サマリ ページ、OOTB ダッシュボードを導入しました。 

詳細については、VMware Cloud Foundationのトピックを参照してください。

VMware Cloud on Dell EMC クラウド アカウント

詳細については、VMware Cloud on Dell EMCのトピックを参照してください。

  • シンプルかつ専用のクラウド アカウントで、VMware Cloud on Dell EMC の管理と監視を実行します。

  • VMware Cloud on Dell EMC SDDC を検出し、vCenter Server、vSAN、NSX-T を監視するようにアダプタを構成します。

  • VMware Cloud on Dell EMC オブジェクトをトラバースし、サマリ ページ、構成の最大値を表示し、構成の最大値に関するアラートを取得します。

  • What-If 移行シナリオを使用するワークロード移行を計画し、ワークロードを VMware Cloud on Dell EMC に移行します。

  • さまざまなベンチマークに対して仮想マシンのコンプライアンス分析を実行し、レート カードのコストに基づいてコストを確認します。

  • ワークロードを適正化します。

ネイティブ パブリック クラウド

レポート用の外部ツールにビューをエクスポート

  • vRealize Operations Cloud では、ビュー定義 ID を使用することで API を介してビューをエクスポートできるようになりました。

  • この機能を使用して、レポート作成の際に MS Power BI や Tableau などのツールにビューをエクスポートできます。

詳細については、ビューの共有のトピックを参照してください。

ビューの機能強化

  • 柔軟なプレビューと直感的なフローを提供ためのエクスペリエンスの向上。

  • ビューのプレゼンテーションに関するフィードバックを迅速化するために、サンプル のプレビュー ソースがデフォルトで選択されるようになりました。

  • 最後に選択したプレビュー ソースは履歴に表示され、ビューの構成を保持するのに役立ちます。

詳細については、次のトピックを参照してください。

キャパシティ管理

  • キャパシティ プランニングの What-If 分析と組み合わせ、「コミット」を使用して今後のプロジェクト用のリソースを予約する機能。

  • 割り当てモデルに基づく What-If 分析の結果を表示。 

  • キャパシティ計算の営業時間を指定する機能。

詳細については、次のトピックを参照してください。

構成ファイル画面の再設計

  • ファイルをカスタム フォルダに配置して、フォルダの編集、追加、削除などのアクションを実行できるようになったため、柔軟性が向上しました。ユーザー エクスペリエンスは、他の製品領域と一貫しています。

詳細については、次のトピックを参照してください。

メトリックおよびプロパティの変更

vRealize Operations 8.10 で変更されたすべてのメトリックおよびプロパティについては、次のナレッジベースの記事に説明があります。

Metrics added in vRealize Operations 8.10

更新された Management Pack 

vRealize Operations 8.10 では、次の VMware Management Pack が更新されています。

  • vRealize Operations Management Pack for Horizon 2.2

詳細については、Management Packs for vRealize Operations Manager のドキュメントを参照してください。vRealize Operations Manager 8.10 でサポートされているすべての VMware Management Pack については、VMware 製品の相互運用性マトリックスを参照してください。8.3 でサポートされているサード パーティ製 Management Pack については、VMware 互換性ガイドを参照してください。

インスタンス化されたメトリック

デフォルトでは、vRealize Operations 8.2 以降のデプロイ後、または同バージョンへのアップグレード後に、以前のバージョンからポリシーをインポートするとインスタンス化されたメトリックが無効になります。インスタンス化されたメトリックを vRealize Operations 8.2 以降で再度有効にするには、ナレッジベースの記事 KB81119 を参照してください。

基本認証

REST API を使用した基本認証は非推奨のため、vRealize Operations 8.10 の新規デプロイではデフォルトで無効になります。vRealize Operations 8.10 にアップグレードされたインスタンスは、アップグレード前と同じプロパティを継承します。代わりに、トークンベース認証を使用することをお勧めします。基本認証を有効または無効にする必要がある場合は、KB77271 を参照してください。

Active Directory の認証ソース

短縮名を使用した vRealize Operations へのログインは、ユーザー名のドメイン サフィックスが [ベース DN] オプションで指定されたドメイン名と一致する場合にのみ成功します。そうでない場合は、ログイン時にドメイン サフィックスを含む完全なユーザー名を指定する必要があります。詳細については、KB68131を参照してください。

システム要件

vRealize Operations のインストールやアップデートを実行する前に、このセクションを確認してください。

サイジングおよびスケーリング

環境の需要を満たす CPU、メモリ、ディスク要件は、お使いの環境および収集されたデータ内のオブジェクト数とタイプによって異なります。たとえば、搭載されているアダプタの数とタイプ、高可用性 (HA) および継続的な可用性 (CA) の適用、データの保持期間、任意の時点でのデータ量などで左右されます。ナレッジベースの記事 KB2093783のサイジングとスケーリングに関する情報が最新の内容に更新されています。このナレッジベースの記事には、全体的な上限、ならびにオブジェクトの数および監視対象とするメトリックに基づいて推奨値を提示するスプレッドシート計算が含まれます。

導入形式

vRealize Operations 8.10 は、VMware 仮想アプライアンスと一緒にデプロイできます。

vRealize Operations 仮想アプライアンスと vRealize Operations Cloud Appliance(クラウド プロキシ)をデプロイする場合は、VMware vSphere Client を使用して VMware vCenter Server に接続し、vCenter Server インスタンス経由で仮想アプライアンスをデプロイします。vRealize Operations 仮想アプライアンスと vRealize Operations Cloud Appliance(クラウド プロキシ)は、次のホストにデプロイする必要があります。

  • ESX/ESXi 6.5 Update 1 以降であり、VMware vCenter Server 6.5 以降によって管理されている。

  • vRealize Operations 仮想アプライアンスを ESXi 6.0 以前のホストにデプロイしている場合、まず vCenter Server と ESXi をバージョン 6.5 Update 1 以降にアップグレードしてから、vRealize Operations 8.10 にアップグレードする必要があります。

ハードウェア バージョン、暗号化スイートとプロトコル、および Log4j

ハードウェア バージョン

vRealize Operations 8.x リリースに必要な最小ハードウェア バージョンは、バージョン 11 です。vRealize Operations 仮想アプライアンスのハードウェア バージョンが 11 より前の場合は、vRealize Operations 仮想アプライアンスでハードウェア バージョン 11 にアップグレードしてから vRealize Operations 8.10 にアップグレードする必要があります。

暗号化スイートとプロトコル

暗号化スイートのリストと関連するプロトコルの詳細については、暗号化スイートとプロトコルを参照してください。

Log4j バージョンは 2.17.2 です。

VMware 製品の互換性

VMware 製品の互換性

注:VMware 製品の相互運用性マトリックスで、vRealize Operations と VMware 製品との互換性について説明しています。

注:FIPS モードの互換性の詳細については、相互運用性マトリックスの脚注を参照してください。脚注に FIPS モードでは動作しないと明記されている場合、製品は FIPS モードでは動作しません。

ソリューションとブラウザのサポート

ソリューションのサポート

他の VMware ソリューション(vSphere、vRealize Log Insight、vSAN、Service Discovery、NSX-T など)については、VMware Marketplace を参照してください。これらのソリューションは、仮想アプライアンスの単一または複数のノードで動作します。

ブラウザのサポート

vRealize Operations のこのリリースでは、現在のすべての Web ブラウザがサポートされています。ただし、このリリースでテストされているのは次のブラウザのみです。

  • Google Chrome:バージョン 104 および 105

  • Mozilla Firefox:バージョン 104

  • Microsoft Edge:バージョン 104 および 105

  • Safari:15 および 16

注:Internet Explorer のサポートは vRealize Operations 8.4 以降で廃止されました。

SDDC コンプライアンス

vSphere、VMware Cloud on AWS、および vSAN 7.0、6.7、6.5 オブジェクト、NSX-T 2.3、2.4、2.5、NSX-V 6.3.x および 6.4.x オブジェクトのコンプライアンスを確保するため、vRealize Operations 8.10 には VMware vSphere セキュリティ構成ガイド バージョン 6.7 Update 1 および 6.5のコンプライアンス アラートが含まれています。セキュリティ構成ガイドのこのアラートは、対応するオブジェクト タイプに基づいています。現在のリリースでは最新の vSphere 6.7 Update 1 セキュリティ構成ガイドがサポートされていますが、アラートおよびシンプトムの中には、旧バージョンの vSphere との下位互換でしか利用できないものがあります。

:コンプライアンス ルールは vSphere 7.0 オブジェクトでも機能します。ただし、これらのルールは『vSphere 6.7 Update 1 セキュリティ構成ガイド』に基づいています。

vRealize Operations のアップグレードとインストール

vRealize Operations 8.10 にアップグレードすると、ソフトウェア アップグレード プロセスで、設定不要のコンテンツがリセットされます。これにより、アラート定義、シンプトム定義、推奨事項、ポリシー、ビュー、ダッシュボード、ウィジェット、レポートなどのデフォルトの内容に対してユーザーが行った変更が上書きされます。そのため、vRealize Operations 8.10 にアップグレードする前に、コンテンツのクローンを作成するかバックアップを取る必要があります。

注:

  • サポートされている直接アップグレード パスを確認するには、製品の相互運用性マトリックスを参照してください。

  • クラウド プロキシと接続されている vRealize Operations 8.4.x または 8.5.x から vRealize Operations 8.10 にアップグレードするには、まず vRealize Operations 8.6 にアップグレードしてから、vRealize Operations 8.10 にアップグレードします。

  • vRealize Operations 8.10 へのアップグレード時に想定される、Photon OS の /dev/sda のサイズは、20 GB(ハード ディスク 1)です。この要件の詳細については、KB75298を参照してください。

  • アップグレード前に Pre-Upgrade Assessment Tool を実行することを推奨します。Pre-Upgrade Assessment レポートが生成されて、推奨される置き換えが示されます。このツールを使用すると、製品のさまざまなバージョンでのメトリックの削減に伴う影響分析を行うことができます。Pre-Upgrade Assessment Tool の使用方法の詳細については、KB89588を参照してください。

vRealize Operations のアップグレードに関する情報を提供する vRealize Operations アップグレード センターを参照してください。vRealize Operations のサポートされるバージョンの詳細については、VMware ライフサイクル製品マトリックスを参照してください。

vRealize Suite Lifecycle Manager 8.10 では、vRealize Operations 8.10 のインストールがサポートされています。詳細については、VMware vRealize Suite Lifecycle Manager 8.10.x リリース ノートを参照してください。

vRealize Operations インフォメーション センターには、インストールおよびソフトウェア アップデートに関する詳細情報があります。

vRealize Operations をインストールまたはアップデートする前に、vRealize Operations 仮想アプライアンスのガイダンスvRealize Operations vApp デプロイおよび構成ガイドを参照してください。

vSphere with Operations Management(任意のエディション)および vRealize Operations Standard は、1 つの環境に同時にデプロイします。

vCloud Suite/vRealize Suite Standard/Advanced/Enterprise および vRealize Operations Advanced/Enterprise エディションは、1 つの環境に同時にデプロイします。

注:vRealize Operations は vRealize Suite Lifecycle Manager を使用してインストールすることもできます。詳細については、vRealize Suite Lifecycle Manager のインストール、アップグレード、管理ガイドを参照してください。

解決した問題

解決済みの問題の詳細については、ナレッジベースの記事KB 89587を参照してください。

既知の問題

インストールとアップグレードの問題

  • vRealize Operations 8.10 で PAK ファイルのアップロード速度が低下する

    vRealize Operations 8.10 アップグレード PAK ファイルのアップロードに時間がかかることがあります。Firefox をブラウザとして使用し、ネットワークの遅延が大きい場合は、アップロードが完了しない可能性があります。

    回避策:サポートされている別のブラウザを使用して PAK ファイルをアップロードし、vRealize Operations 8.10 へのアップグレードを開始します。

  • vRealize Operations を 8.4 から新しいリリースにアップグレードすると、コンテンツのアップグレードとエージェントの管理アクションが失敗する

    vRealize Operations を以前のリリースからアップグレードした後、クラウド プロキシもアップグレードすると、vRealize Operations のオンプレミスと、vRealize Operations Cloud でコンテンツのアップグレードとエージェントの管理アクションが失敗します。

    回避策:

    次の手順を実行します。

    1. クラウド プロキシ仮想マシンに SSH で接続します。

    2. 次のコマンドを実行します。/rpm-content/ucp/subsequentboot.sh

    ログは次の場所から表示できます。/opt/vmware/var/log/ucp-subsequentboot

  • 仮想マシンでいずれかのノードが US/Pacific-New タイムゾーンで実行されている場合、アップグレードが失敗することがある

    PostgreSQL データベース システムは、US/Pacific-New タイムゾーンをサポートしなくなりました。このタイムゾーンは、America/Los_Angeles タイムゾーンのエイリアスにすぎません。このため、仮想マシン上でいずれかの vRealize Operations ノードが US/Pacific-New タイムゾーンで実行されている場合、アップグレードが失敗することがあります。

    回避策:仮想マシンのタイムゾーンを US/Pacific-New から America/Los_Angeles に変更してから、アップグレードしてください。

全般的な問題

  • エージェントのインストールが次のエラーで失敗する:Salt マスターに接続

    Telegraf を使用してアプリケーションを監視するエージェントをインストールすると、次のエラーが発生することがあります:Connect to Salt Master.このエラーは、エンドポイント仮想マシンが Salt マスターに接続できないことが原因で発生します。

    回避策:クラウド プロキシの /ucp/salt/pki/master 内のフォルダの所有権を確認します。所有権は admin/admin である必要があります。有有権が admin でない場合は、権限/所有権をリセットします。

    1. /ucp/ucp-config-scripts/ucp-firstboot.sh スクリプトを実行し、フォルダの権限を検証します。

    2. スクリプトが正常に実行されたら、エージェントを再インストールします。

    エージェントのインストールは正常に実行されます。

  • ドメイン モードで実行されている JBoss サーバがカスタムの Telegraf を使用する LCM をサポートしない

    JBoss ドメイン モードの一部として実行されているサーバ全体に jolokia.war をデプロイすることはできないため、メトリックを収集できません。

    回避策:JBoss でのドメイン モード構成の監視は、オープン ソースの Telegraf でサポートされています。jolokia.war は複数のサーバにデプロイできます。

  • アプリケーション サービスの作成後、[Telegraf エージェントの管理] ページの [追加] ボタンがアクティブのままになる

    Telegraf を使用して特定のアプリケーション サービスを監視しているときに、次のアプリケーション サービスの 2 番目のインスタンスを作成した後、[Telegraf エージェントの管理] ページの [追加] ボタンがアクティブのままになります:MSIIS、Active Directory、Sharepoint、MSExchange、Network Time Protocol。

    回避策:特定のアプリケーション サービスの以前の構成を削除し、新たに構成します。

  • suite-api を使用したアプリケーション監視中に、アクティベーションまたはアクティベーション解除を同時に実行しても動作しない

    suite-api を使用してアプリケーションを監視していて、プラグインのアクティベーションまたはアクティベーションの解除を同時に行うとき、プラグインのアクティベーションまたはアクティベーションの解除が機能しません。ucpapi.log ファイルに、例外が記録されます。

    回避策:suite-api を使用してプラグインのアクティベーションまたはアクティベーションの解除を行うときは、各スレッドの間に 1 秒の間隔をあけます。

  • Rest-API 呼び出しを使用してアプリケーション インスタンスの構成ステータスを取得すると、同じ設定が以前にインストールまたはアンインストールされていた場合に誤ったステータスが返される

    アプリケーション インスタンスをインストールまたはアンインストールしてから、それぞれアンインストールまたはインストールした場合、「GET /api/applications/agents/services/{taskId}/status」を使用してアプリケーション インスタンスのインストールまたはアンインストール構成ステータスを取得しようとすると、API が「送信中 (SUBMITTING)」を返します。

    回避策:「GET /api/applications/agents/services/{taskId}/status」API を使用してアプリケーション インスタンスの構成ステータスを取得するときは、実行されている最新のタスク ID が確実に使用されるようにしてください。それより前の ID での呼び出しの結果は定義されていません。

  • vRealize Operations 8.1 から 8.10 にアップグレードすると、Cassandra アプリケーション サービスが [Telegraf エージェントの管理] タブの [検出/設定されたサービス] 列に Java アプリケーションとして表示される

    アプリケーションの監視中、vRealize Operations 8.1 から 8.10 にアップグレードすると、Cassandra アプリケーション サービスが、[Telegraf エージェントの管理] タブの [検出/設定されたサービス] 列に Java アプリケーションとして表示されます。これは、vRealize Application Remote Collector の汎用 Java プラグインを使用して、vRealize Operations 8.1 で監視するように Cassandra アプリケーション サービスが構成されている場合に発生します。

    回避策:仮想マシン上の vRealize Application Remote Collector エージェントをアップグレードする前に、Java プラグインを非アクティブ化します。vRealize Application Remote Collector エージェントをアップグレードした後、Cassandra プラグインが検出され、アクティベーションが可能になります。

  • システムの言語設定がサービス検出に影響する

    システム言語が英語以外の場合、サービス検出が機能しないことがあります。英語以外の言語では、ネットワーク接続状態の値が標準の RFC で定義されている定数と異なる場合があります。

    回避策:なし

  • vRealize Automation 8.x 統合のアクティベーションを解除してから vRealize Automation 8.x を再アクティベートした場合、プロジェクト価格ウィジェットを再構成する必要がある

    既存の vRealize Automation 8.x 統合のアクティベーションを解除してから再度アクティベートすると、[クラウド自動化のプロジェクト価格の概要] ダッシュボードの [プロジェクト価格] ウィジェットにデータが表示されません。

    回避策:次の手順を実行して、プロジェクト価格ウィジェットを再構成します。

    1. vRealize Automation 8.x 統合のアクティベーションを解除してから vRealize Automation 8.x 統合を再アクティベートした後、[ダッシュボード] > [vRealize Automation 8.x] > [クラウド自動化のプロジェクト価格の概要] ダッシュボードの順に移動します。

    2. [プロジェクト価格] ウィジェットを編集します。

    3. [入力データ] セクションに移動します。

    4. [+](オブジェクトを追加)ボタンを選択し、[vRealize Automation アダプタ 8.x] > [CAS ワールド] から CAS ワールド オブジェクトを選択します。

    5. OK をクリックします。

    6. 同じウィジェット構成モードで、[出力データ] に移動します。CAS プロジェクト価格ビュー オブジェクトを検索して、リストから選択します。

    7. ウィジェットを保存します。

  • アプリケーションの監視中に、プラグインの構成を削除するまで同じフィールドを持つプラグインを有効化できない

    vRealize Operations のユーザー インターフェイスに、次の内容のエラー メッセージが表示されます。「リソースの更新に失敗しました: 同じキーを持つリソースがすでに存在します」

    回避策:既存のプラグイン構成を手動で削除してから、プラグインの有効化を続行してください。問題が解決しない場合は、対応するリソースをインベントリから削除してください。

  • vSAN 健全性チェック テストを vSAN 健全性サービスから削除しても、vSAN アダプタからそのテストに対応するアラートがキャンセルされない

    vRealize Operations は、削除されたアラートを検出およびキャンセルできません。

    回避策:vRealize Operations のユーザー インターフェイスからアラートを手動でキャンセルします。

  • ucp-adapter インスタンス証明書を削除しているにもかかわらず、ユーザーがアクションを実行できる

    ユーザーが ucp-adapter インスタンス証明書を削除した場合でも、エージェントの起動と停止、リモート チェックの構成などのアクションを実行できます。

    回避策:なし

  • vRealize Operations 7.0 以降では、HTTP Post アダプタが廃止される

    HTTP Post アダプタを再度有効にすると、vRealize Operations がセキュリティ上の欠陥に対して保護されない状態になる場合があります。

    回避策KB 60328の手順を実行します。

  • オブジェクトの可視性が制限されているユーザーのコンプライアンス スコアが、オブジェクトに対する完全な可視性を持つユーザーのものと同じになる

    現在のユーザーには表示されない(割り当てられていない)オブジェクトのコンプライアンス スコアが計算されます。

    回避策:次の手順を実行します。

    1. 当該ユーザーに表示される(割り当てられている)オブジェクトを含むカスタム グループを作成します。

    2. このグループに対して、必要なコンプライアンス アラート定義セットが有効になっているポリシーを適用します。

      そのセットが有効になっているのが 1 つのアクティブ ポリシー(カスタム グループに適用されているポリシー)のみである場合、それらのアラート定義に基づくコンプライアンス ベンチマークには正しいスコアが表示されます。

ユーザー インターフェイスの問題

  • クラウド プロキシおよび vRealize Operations をバージョン 8.10 にアップグレードした後、仮想マシン名が MSSQL インスタンスに付加されない

    クラウド プロキシおよび vRealize Operations をバージョン 8.10 にアップグレードした後、有効になった既存および新規のプラグインで、仮想マシン名が MSSQL インスタンスに付加されません。

    回避策:なし

  • 日付ピッカーの [過去 1 年間] オプションが直観的な認識と異なる

    日付ピッカーの [過去 1 年間] オプションは、前月の末日から過去に 1 年間さかのぼった時間範囲を意味します。現在の日付から 1 年間さかのぼった範囲や、前年 1 年間の意味ではありません。

    回避策:なし

  • PDF レポート ファイルに、スクロールバーが付いているウィジェットの一部のデータが含まれないことがある

    スクロールバーが付いているウィジェットがあるカスタム ダッシュボードを含んでいるレポートを生成する場合、ダウンロードされた PDF ファイルにウィジェットの一部のデータが含まれていないことがあります。

    回避策:ダッシュボード内のすべてのウィジェットの高さを、すべてのデータが収まるように拡大します。

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