システム管理者は、一意のユーザー アカウントを各ユーザーに割り当てて、ユーザーが vRealize Operations Manager を使用できるようにします。ユーザー アカウントのセットアップ時に、環境内でそのユーザーが実行できるアクティビティおよび対象オブジェクトを決定する権限を割り当てます。
この手順では、ユーザー アカウントを作成し、そのアカウントに admin_cluster ロールを割り当て、そのロールが割り当てられているユーザーがアクセスできるオブジェクトを関連付けます。vRealize Operations クラスタ内のオブジェクトへのアクセス権を割り当てます。その後、そのユーザー アカウントをテストして、指定したオブジェクトのみにユーザーがアクセスできることを確認します。
手順
- メニューで、[管理] をクリックし、左側のペインで の順にクリックします。
- [ユーザー アカウント] タブをクリックします。
- [追加] アイコンをクリックして新しいユーザー アカウントを作成し、このアカウントに関する情報を入力します。
オプション |
説明 |
ユーザー名 |
vRealize Operations Manager へのログインに使用するユーザー名を入力します。 |
パスワード |
ユーザーのパスワードを入力します。 |
パスワードの確認 |
ユーザーのパスワードを確認するために、もう一度入力します。 |
名 |
ユーザーの名前を入力します。このシナリオでは、Tom と入力します。 |
姓 |
ユーザーの姓を入力します。このシナリオでは、Userと入力します。 |
E メールアドレス |
(任意)。ユーザーのE メール アドレスを入力します。 |
説明 |
(任意)。このユーザーの説明を入力します。 |
このユーザーを無効にする |
このシナリオではこのユーザーを有効にしておくため、このチェック ボックスは選択しないでください。 |
次のログイン時にパスワードの変更を要求 |
このシナリオではユーザー パスワードを変更する必要はないため、このチェック ボックスは選択しないでください。 |
- [次へ] をクリックします。
ユーザー グループのリストが表示されます。
- このユーザー アカウントをグループのメンバーとして追加するユーザー グループを選択します。
- [オブジェクト] タブをクリックします。
- ドロップダウン メニューから [admin_cluster] を選択します。
- [このロールをユーザーに割り当てます] チェックボックスを選択します。
- オブジェクト階層のリストで [vRealize Operations クラスタ] チェック ボックスをオンにします。
- [終了] をクリックします。
vRealize Operations クラスタのすべてのオブジェクトにアクセスできるユーザー用の新しいユーザー アカウントが作成されました。新しいユーザーが、ユーザー アカウントのリストに表示されています。
- vRealize Operations Manager からログアウトします。
- vRealize Operations Manager に「Tom User」としてログインし、そのユーザー アカウントで vRealize Operations クラスタ階層内のすべてのオブジェクトにアクセスでき、環境内の他のオブジェクトにはアクセスできないことを確認します。
- vRealize Operations Manager からログアウトします。
結果
vRealize Operations クラスタ内のすべてのオブジェクトにアクセスする権限を「Tom User」というユーザー アカウントに割り当てるために、特定のロールを使用しました。
次のタスク
別のマシンにある外部 LDAP ユーザー データベースからユーザー アカウントをインポートし、そのユーザー アカウントに権限を割り当てます。