クラスタの DNS 名を定義し、メトリックをループで順番に共有するようにクラスタを構成すると、エージェントの登録プロセスを効率化できます。

エージェントは、クラスタ内の各マシンの IP アドレスではなく DNS で登録できます。クラスタ内の各ノードにエージェントを登録した場合、環境のスケールに影響が生じます。

受信したメトリックをループで順番に共有するようクラスタを構成すると、エージェントが DNS サーバに IP アドレスを照会するたびに、クラスタ内のいずれかの仮想マシンのアドレスが返されます。エージェントが次に DNS に照会をかけたときは、クラスタ内の次の仮想マシンの IP アドレスが順番に返されます。クラスタ内のマシンにはループ構成が設定され、それぞれが順番にメトリックを受信して負荷分散されるようにします。

DNS の構成後は、クラスタにマシンを追加したり削除したりしたときに、それに従ってマシンの IP アドレス情報が更新されるよう保守することが重要です。