vRealize Operations Manager は、以前のバージョンの vRealize Operations Manager のユーザーに対する下位互換性を提供しています。そのため、古いバージョンの vCenter Server の権限を持つ vCenter Server のユーザーが、vRealize Operations Manager にログインすることが可能です。
- 以前のバージョンの vRealize Operations Manager の管理者アカウントは PowerUser ロールにマップされます。
- 以前のバージョンの vRealize Operations Manager のオペレータ アカウントは ReadOnly ロールにマップされます。
登録時、vRealize Operations Manager のすべてのロール(vRealize Operations Manager の管理者、メンテナンス、および移行を除く)が、vCenter Server で動的に使用可能になります。vCenter Server の管理者は、登録時にマップされる vRealize Operations Manager のすべてのロールを所有しますが、これらの管理者アカウントは、vCenter Server のルート フォルダの特定のロールが特別に割り当てられている場合に、そのロールのみを受け取ります。
vCenter Server に対する vRealize Operations Manager の登録はオプションです。ユーザーが vCenter Server に vRealize Operations Manager を登録しないことを選択した場合でも、vCenter Server 管理者は、そのユーザー名とパスワードを使用して vRealize Operations Manager にログインできます。ただし、そのユーザーは、vCenter Server のセッション ID を使用してログインすることはできません。この場合、一般的な vCenter Server ユーザーが vRealize Operations Manager にログインするには、1 つ以上の vRealize Operations Manager ロールが必要です。
vCenter Server の複数のインスタンスが vRealize Operations Manager に追加されると、すべての vCenter Server インスタンスに対してユーザー認証情報が有効になります。ユーザーが vRealize Operations Manager にログインするときに、ログイン時のすべての vCenter Server オプションを選択した場合、vRealize Operations Manager は、すべての vCenter Server インスタンスに対してユーザーの認証情報が有効であることを要求します。ユーザー アカウントが 1 つの vCenter Server インスタンスに対してのみ有効な場合、そのユーザーは、ログイン ドロップダウン メニューから vCenter Server インスタンスを選択して、vRealize Operations Manager にログインできます。
vCenter Server ユーザーが vRealize Operations Manager にログインするには、以下に示す vCenter Server のロールが 1 つ以上必要です。
- vRealize Operations コンテンツ管理ロール
- vRealize Operations 一般ユーザー ロール 1
- vRealize Operations 一般ユーザー ロール 2
- vRealize Operations 一般ユーザー ロール 3
- vRealize Operations 一般ユーザー ロール 4
- vRealize Operations PowerUser ロール
- vRealize Operations PowerUser ロール(修正アクションなし)
- vRealize Operations ReadOnly ロール
vCenter Server のユーザー、グループ、およびロールの詳細については、vCenter Server のドキュメントを参照してください。