vSAN キャパシティダッシュボード

[vSAN キャパシティ] ダッシュボードは、vSAN に関連するキャパシティを表示することによって [vSphere クラスタキャパシティ] ダッシュボードを補完します。vSAN キャパシティを管理するには、両方のダッシュボードを使用します。

設計上の考慮事項

このダッシュボードは vSphere [クラスタキャパシティ] ダッシュボードを補完するように設計されており、同じ設計上の考慮事項を共有しています。ストレージと vSAN 固有のメトリックに重点を置いていますが、非 vSAN クラスタのリストは表示されません。

キャパシティ管理のすべてのダッシュボードに関する一般的な設計上の考慮事項については、[キャパシティ] ダッシュボードを参照してください。

浪費は新しい色で表示されます。ダークグレーの色は、浪費としての容量が使用されていないことを示しています。別の場所のボトルネックが原因で使用率が低下してパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。

[vSAN キャパシティ] ダッシュボードは階層化されており、ダッシュボードでトップダウンで作業するときに詳細情報を段階的に提供します。

1 つ目のレイヤーには 2 つの分布図が表示されます。

[残りキャパシティ別のクラスタ] および [残り時間（日数）別のクラスタ] 横棒グラフは、残りキャパシティおよび残り時間に基づいたクラスタの概要を示します。キャパシティが不足しているだけで、時間がなくなっていることを意味しているわけではありません。
2 つの横棒グラフを合わせて使用します。残りキャパシティが少なく、残り時間が長い状況が理想的です。これは、リソースが費用対効果に優れており、期待どおりに機能していることを意味します。

2 つ目のレイヤーにはヒートマップが表示されます。

3 つのヒートマップは、[残り時間]、[残りキャパシティ]、[残り仮想マシン]です。
クラスタサイズは、使いやすくするために一定の値になります。クラスタサイズが標準化されていない場合は、ESXi ホストの数を使用してサイズの違いを表示することを検討してください。

3 つのレイヤーにはテーブルが表示され、その他のウィジェットには選択したクラスタの詳細が表示されます。

[ESXi キャパシティ] ダッシュボードへのドリルダウンを追加します。このドリルダウンを開始するための論理的な場所は、[クラスタキャパシティリスト] ウィジェットにあります。このウィジェットを宛先ダッシュボードの ESXi ホストのテーブルにリンクします。