Linux プラットフォームでは、End Point Operations Management エージェントを tar.gz アーカイブからインストールすることができます。

デフォルトでは、インストール中のセットアップ プロセスで構成の値を指定するよう求められます。このプロセスは、エージェントのプロパティ ファイルに値を指定しておくと自動化できます。インストーラはプロパティ ファイルで値を検出すると、それらの値を適用します。以降のデプロイでも、エージェントのプロパティ ファイルで指定された値が使用されます。

前提条件

  • End Point Operations Management エージェントをデプロイするために必要な権限があることを確認します。End Point Operations Management エージェントをインストール可能なロールを含む vRealize Operations Manager のユーザー認証情報が必要です。vRealize Operations Manager でのロールと権限 を参照してください。
  • ICMP チェックを実行する計画がある場合は、End Point Operations Management エージェントを root 権限でインストールする必要があります。
  • End Point Operations Management エージェントのインストール ディレクトリに vRealize Hyperic エージェントのインストールが含まれていないことを確認します。
  • エージェントのインストール パスを指定するときには、ASCII 文字だけを使用していることを確認してください。非 ASCII 文字を使用する場合は、Linux マシンと SSH クライアント アプリケーションのエンコーディングを UTF-8 に設定する必要があります。

手順

  1. お使いの Linux オペレーティング システムに合った End Point Operations Management エージェントのインストール用 tar.gz ファイルをダウンロードし、展開します。
    オペレーティング システム ダウンロードする tar.gz バンドル
    64 ビット オペレーティング システム epops-agent-x86-64-linux-version.tar.gz
    32 ビット オペレーティング システム epops-agent-x86-linux-version.tar.gz
    アーキテクチャなし epops-agent-noJRE-version.tar.gz
  2. cd agent name/bin を実行し、エージェントの bin ディレクトリを開きます。
  3. ep-agent.sh start を実行します。
    初めてエージェントをインストールするときに、エージェントのプロパティ ファイルで必要な構成値をすべて指定していないと、セットアップ プロセスが開始されます。
  4. (オプション) ep-agent.sh status を実行し、IP アドレスやポートなど、エージェントの現在のステータスを表示します。

次のタスク

エージェントのクライアント証明書を登録します。エージェントのクライアント証明書の生成 を参照してください。