クラウド環境のオペレーティング システム ライセンス コストと VMware ライセンス コストの合計を編集できます。ライセンスの合計固定コストを vRealize Operations Manager で設定できるようになりました。ライセンスの合計コストは、データセンターに存在するすべてのホストにわたって分割されます。ELA 課金ポリシーまたはソケット単位の値を選択することで、ライセンス コストを編集できます。
手順
- [管理] をクリックし、左側のペインで の順にクリックします。
- [コスト ドライバ] タブで、[ライセンス] をクリックします。
- ライセンス コストを変更するために必要な編集モードを選択します。
- [保存] をクリックします。
コスト ドライバには、クラウド環境内のすべてのライセンスが表示されます。
カテゴリ |
説明 |
名前 |
オペレーティング システムのカテゴリが表示されます。Windows または Linux 以外のオペレーティング システムの場合は、オペレーティング システムがコスト ドライバの [その他のオペレーティング システム] に分類されます。
注: vSAN コストの計算に、2 つの新しいコスト構成要素である、ソケットあたりの VMware vSAN の月次コストと、VMware vSAN SnS の月次コストが含められました。これらの構成要素のデフォルト値は、リファレンス データベースの値に基づきます。
Windows オペレーティング システムのライセンス コストは、次のいずれかのカテゴリに分類されます。
コア単位のライセンス、適用対象:
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
ソケット単位のライセンス、適用対象:
- Windows NT 4.0
- Windows Server 2003
- Windows Server 2008
- Windows Server 2012
インスタンス単位のライセンス、適用対象:
- Windows XP
- Windows Vista
- Windows 98
- Windows 95
- Windows 8
- Windows 7
- Windows 3.1
- Windows 2000
- Windows 10
|
仮想マシン |
特定のオペレーティング システムで実行されている仮想マシンの数が表示されます。 |
ソケット数 |
特定のオペレーティング システムが実行されているソケットの数が表示されます。 |
請求単位 |
コストがソケットと ELA のどちらの単位で課金されるかが表示されます。
注: [請求単位] 列を編集して、コストがソケット、コア、インスタンス、または ELA の単位で課金されることを示すことができます。
|
総コスト |
特定のオペレーティング システムの総コストが表示されます。 |
- [保存] をクリックします。
結果
vRealize Operations Manager では、入力内容に基づいて総コストが計算および表示され、選択したオプションによって [請求単位] 列が更新されます。