[仮想マシン キャパシティ] ダッシュボードには、特定のデータセンター内のすべての仮想マシンの概要と、そのキャパシティと残り時間が表示されます。このダッシュボードはキャパシティ チーム向けに設計されており、運用チーム向けではありません。長期のトップダウンのビューを提供し、キャパシティ チームが将来の拡張や、旧式のハードウェア テクノロジーの更新を計画することができます。

設計上の考慮事項

キャパシティ管理のすべてのダッシュボードに関する一般的な設計上の考慮事項については、[キャパシティ] ダッシュボードを参照してください。

[仮想マシン キャパシティ] ダッシュボードでは、カスタマイズの選択肢を提供することで、さまざまな形での情報の可視化を実現します。再利用のサイズはバケットごとにグループ化されているため、最初に最大の再利用の機会に専念できます。

ダッシュボードの使用方法

[データセンター] ウィジェットからデータセンターを選択します。
  • [残りのキャパシティ別の仮想マシン] 棒グラフには、選択したデータセンターの残りのキャパシティ別の仮想マシンの分布が表示されます。サイズ不足または過剰サイズの仮想マシンの概要が表示されます。
  • [残りのキャパシティ別の仮想マシン] ヒートマップでは、クラスタ別に仮想マシンをグループ化することによって詳細情報が表示されるため、注意が必要なクラスタを表示できます。
  • 仮想マシンのサイズは、わかりやすく可視化するために標準化されています。キャパシティ チームに適したサイズを追加できます。
  • [選択したデータセンターの仮想マシンのキャパシティ] ウィジェットは、残りキャパシティが最小の仮想マシンで並べ替えられます。キャパシティ チームに合わせて、残り時間で並べ替えることができます。この表は色分けされています。
[選択したデータセンターの仮想マシンのキャパシティ] ウィジェットから仮想マシンを選択します。すべての残りのウィジェットには、選択した仮想マシンのキャパシティ情報が自動的に表示されます。
  • [ディスク] ウィジェットには、ゲスト OS のパーティション レベルでキャパシティが表示されます。パーティションごとにキャパシティが異なるため、仮想マシン レベルでの全体的なキャパシティはありません。

注意点

  • カスタム プロパティを使用し、所有者名、仮想マシンが実行されているクラスタ、仮想マシン ファイルが格納されるデータストアなどのコンテキストを仮想マシンに追加します。