vRealize Operations Manager ユーザー アカウントの追加、編集、削除や、外部の LDAP データベースからのユーザー アカウントのインポートを行えます。アクセス コントロールでは、ロール、特定のロールが割り当てられている間にユーザーがアクセスできるオブジェクト、およびユーザー グループ内のメンバーシップを管理します。

ユーザー アカウントを管理できる場所

メニューで、[管理] をクリックし、[アクセス] > [アクセス コントロール] の順にクリックします。

表 1. アクセス コントロール:ユーザー アカウントの概要グリッド
概要グリッドのオプション 説明

[ユーザー アカウント] のツールバー

ユーザー アカウントを管理するには、ツールバー アイコンを使用します。
  • ユーザー アカウントを追加するには、[追加] アイコンをクリックし、[ユーザー アカウントの追加] ダイアログ ボックスでユーザー アカウントの詳細を指定します。
  • [垂直の省略記号] をクリックして、次のいずれかのアクションを実行します。
    • [編集]。[ユーザー アカウントの編集] ダイアログ ボックスで、選択したユーザー アカウントを編集し、ユーザー グループの詳細を変更します。
    • [削除]。ユーザー アカウントを削除します。
  • [水平の省略記号] をクリックし、[ユーザーをインポート] をクリックして、ユーザー アカウントを認証ソースからインポートします。

ユーザーの名(ユーザー アカウントの作成時に作成される)。

ユーザーの姓(ユーザー アカウントの作成時に作成される)。

ユーザー名

vRealize Operations Manager のログイン ユーザー名(スペースなし)

E メール

ユーザーのE メール アドレス(ユーザー アカウントの作成時に作成される)。

説明

ユーザー アカウントの説明(ユーザー アカウントの作成時に指定する)。この情報を使用して、ユーザーのタイプとアクセス権限の概要を特定できます。

インポート済み ユーザー アカウントがインポートされているかどうかを示します。

ソース タイプ

ユーザー アカウントがローカル ユーザーであるか、または LDAP、SSO、AD、OpenLDAP、vCenter Server からのソースなどの外部認証ソースを使用して統合された外部ユーザーであるかを示します。

有効

ユーザー アカウントで vRealize Operations Manager 機能の使用が有効であるかどうかを示します。管理者は、ユーザー アカウントを編集して、そのアカウントを手動で有効にすることや、ユーザーが vRealize Operations Manager にアクセスできないように無効にすることができます。

ロック済み

vRealize Operations Manager でユーザー アカウントがロックされているかどうかを示します。たとえば、パスワードのロックアウト ポリシーを基にユーザー アカウントをロックしたり、ユーザーが無効なパスワードを 5 分以内に 3 回入力した場合にロックしたりできます。

すべてのオブジェクトへのアクセス

vRealize Operations Manager インスタンスにインポートされたすべてのオブジェクトに、ユーザー アカウントからアクセスできるかどうかを示します。

ユーザー アカウントを追加した後、[詳細] グリッドを使用して、ユーザー グループに割り当てられているユーザー アカウントを表示および編集したり、そのユーザー アカウントに割り当てられている権限を表示したりします。

表 2. アクセス コントロール:ユーザー アカウントの詳細グリッド
詳細グリッドのオプション 説明
ユーザー グループ
概要グリッドでユーザーをクリックすると、割り当てられたユーザー グループが表示されます。そこで、ユーザーが関連付けられているユーザー グループを表示および変更できます。
  • ユーザー名:ユーザー アカウントを識別します。ユーザー アカウントに関連付けられたユーザー グループを変更するには、[編集] アイコンをクリックします。
    [グループ メンバーシップの選択] ダイアログボックスが開きます。
    • [すべて] タブをクリックして、使用可能なグループをすべて表示します。
    • [選択済み] タブをクリックして、ユーザー アカウントが属しているグループを表示します。
    • [未選択] タブをクリックして、ユーザー アカウントが属していないグループを表示します。
    • [検索] フィールドを使用して、特定のグループを検索します。
  • メンバー:ユーザー グループに割り当てられているユーザー数を表示します。
権限

サマリ グリッドでユーザーをクリックし、[詳細] グリッドで [権限] タブをクリックすると権限が表示されます。そこで、ユーザーに割り当てられているロールとオブジェクト階層の詳細を表示できます。

  • ロール:ユーザーに割り当てられている 1 つまたは複数のロールの名前を示します。
  • ロールの説明:入力したロールの説明を表示します。
  • オブジェクト階層:このロールを保持している間、ユーザーに割り当てられているオブジェクト階層の名前を表示します。
  • オブジェクト:階層に含まれている、ユーザーがアクセス可能なオブジェクトの数を表示します。
  • 関連付け:ロールおよびオブジェクトが選択されたユーザーに割り当てられているか、またはそのユーザーが属するユーザー グループに割り当てられているかを示します。