VMware 管理者は、[vSAN ファイル サービス] ダッシュボードを使用して、vSAN 環境で実行されているファイル サービスを監視します。
設計上の考慮事項
このダッシュボードは、vCenter Server によって提供される vSAN ファイル サービス管理を補完するように設計されています。vCenter Server はどちらかというと管理ツールであり、 vRealize Operations Manager はどちらかというと操作ツールです。各ツールは固有の機能を実行し、情報の重複はありません。
ダッシュボードの使用方法
- 使用済み容量と遅延別のファイル共有。
- 使用済み容量と遅延のヒートマップ別にファイル共有を確認します。
- これは環境内のすべてのファイル共有を表示します。
- 使用量(消費量)が多いほどボックスのサイズが大きくなるので、使用量の多いものが簡単にわかります。
- ファイル共有は、遅延別に色付けされます。赤い色のボックスについては注意してください。
- ファイル サービスが有効になっている vSAN クラスタ。
- ファイル サービスが有効になっているすべての vSAN クラスタが一覧表示され、これらの設定がオンになっているクラスタを確認するための便利なビューが表示されます。
- ファイル サービスが有効になっている vSAN クラスタのテーブルから vSAN クラスタを選択します。
- 選択した vSAN クラスタ内のファイル サーバが表示されます。ファイル サーバを選択すると、ファイル共有リストがフィルタリングされ、選択したファイル サーバのファイル共有が表示されます。
- 選択した vSAN クラスタ内のファイル共有が表示されます。ファイル共有を選択すると、そのファイル共有に関連するすべての KPI が表示されます。
注意点
vSAN ファイルサーバと vSAN ファイル共有は、vRealize Operations Management Pack for vSAN 内の 2 つの新しいオブジェクトです。