仮想マシンをオペレーティング システムにマッピングして、仮想マシンに対してトリガーされたアラートの根本原因を判断するのに役立つ追加情報を提供できます。
vRealize Operations Manager は、ESXi ホストと、そのホスト上の仮想マシンを監視します。End Point Operations Management エージェントをデプロイすると、仮想マシンとそこで実行されているオブジェクトが検出されます。End Point Operations Management エージェントによって検出された仮想マシンと vRealize Operations Manager によって監視されるオペレーティング システムを関連付けることで、トリガーされたアラートの原因を正確に判断するための詳細情報を取得することができます。
vCenter Adapter に、仮想マシンを管理する vCenter Server が構成されていることを確認します。また、各仮想マシンに vCenter Server と互換性のある VMware Tools がインストールされていることを確認する必要があります。
ユーザー シナリオ
vRealize Operations Manager は稼働していますが、まだ End Point Operations Management エージェントを環境にデプロイしていません。CPU の問題が発生したときにアラートを送るよう、vRealize Operations Manager を構成してあります。Linux オペレーティング システムを実行している仮想マシンのいずれかで CPU キャパシティが足りなくなったため、ダッシュボードにアラートが表示されます。仮想 CPU をさらに 2 つデプロイしましたが、アラートは消えません。問題の原因がわからず困っています。
同じ状況で End Point Operations Management エージェントをデプロイしていた場合、仮想マシン上のオブジェクトを確認することができ、アプリケーションタイプのオブジェクトが使用可能な CPU キャパシティをすべて使っていることがわかります。CPU キャパシティを追加しても、それも使われてしまいます。そのオブジェクトを無効にすると、CPU の可用性の問題は解消されました。