エージェントは、監視対象の一部のオブジェクトを検出しますが、ファイル、スクリプト、プロセスなどのその他のオブジェクトを手動で追加し、詳細を指定して、エージェントがそれらを監視するようにできます。
[OS オブジェクトの監視] アクションは、親オブジェクトとして使用できるオブジェクトの [アクション] メニューにのみ表示されます。
手順
- vRealize Operations Manager の左側のペインで、作成する OS オブジェクトの親となるエージェント アダプタ オブジェクトを選択します。
- を選択します。
メニューに、親オブジェクトに応じたオブジェクトのリストが表示されます。
- 以下のいずれかのオプションを選択します。
- OS オブジェクトの表示名を指定します。
- その他のテキスト ボックスに適切な値を入力します。
メニューのオプションは、選択した OS オブジェクトに従ってフィルタされています。
一部のテキスト ボックスにはデフォルト値が表示されており、必要に応じて上書きできます。デフォルト値に関する次の情報をメモします。
オプション |
値 |
プロセス |
次の形式で PTQL クエリを指定します。Class.Attribute.operator=value たとえば、Pid.PidFile.eq=/var/run/sshd.pid など。 ここで、
Class は、Proc プリフィックスを除いた Sigar クラス名です。
Attribute は、指定したクラスの属性であり、Map クラスのアレイまたはキーへのインデックスです。
operator は次のいずれかです(文字列値)。
eq は、値に等しい
ne は、値に等しくない
ew は、値で終わる
sw は、値で始まる
ct は、値を含む(部分文字列)
re は、正規表現値が一致
クエリはカンマで区切ります。 |
Windows サービス |
Windows のサービスとして実行されるアプリケーションを監視します。 これを構成する場合は、Windows でのサービス名を指定します。 サービス名を確認するには、以下を行います。
- Windows の [スタート] メニューから、[ファイル名を指定して実行] を選択します。
- [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスで
services.msc と入力し、[OK] をクリックします。
- 表示されたサービスのリストから監視するサービスを右クリックして、[プロパティ] を選択します。
- [全般] タブでサービス名を検索します。
|
スクリプト |
vRealize Operations Manager を構成して、システムまたはアプリケーションのメトリックを収集するスクリプトを定期的に実行します。 |
- [OK] をクリックします。
入力必須のテキスト ボックスすべてに値を入力するまで、
[OK] はクリックできません。
結果
親オブジェクトの下に OS オブジェクトが表示され、監視が始まります。
注意: OS オブジェクトを作成したときに無効な情報を入力した場合、オブジェクトは作成されますが、エージェントはそのオブジェクトを検出できず、メトリックは収集されません。