VMware Cloud ベースの vCenter Server を vRealize Operations Manager に追加するだけで、オンプレミスの vRealize Operations Manager を使用して VMware Cloud 上のクラウド インフラストラクチャを管理および監視できます。vRealize Operations Manager の監視、トラブルシューティング、最適化、および修正プロセスの、現在のセットを VMware Cloud に拡張できます。これにより、環境のハイブリッド ビューが提供されます。
前提条件
- オンプレミスの vRealize Operations Manager および VMware Cloud のノードとリモート コレクタの間の双方向アクセスを設定するための VPN または直接接続。
- 新しい VMware Cloud SDDC サイトを追加する前に、既存の vRealize Operations Manager クラスタを拡張します。適切なサイズ変更を行うには、vRealize Operations Manager Online Sizerを参照してください。
既知の制限
- VMware Cloud の
[email protected]
ユーザーには制限付きの権限があります。VMware Tools を使用したゲスト内のメモリ収集は、VMware Cloud の仮想マシンではサポートされていません。この場合、アクティブ メモリ使用率と消費メモリ使用率は引き続き機能します。 - VMware Cloud on AWS インベントリでは、コスト モデルがオンプレミス vCenter Server とは異なるので、コスト計算は無効になります。VMware Cloud on AWS から発生するインフラストラクチャ コストは、vRealize Operations Manager Management Pack for VMware Cloud on AWS を使用して管理できます。
- vRealize Operations Manager 8.2 のコンプライアンス ワークフローは、VMware Cloud on AWS の vCenter Server で実行されている仮想マシンに対して機能します。ホストや vCenter Server など VMware 管理オブジェクトに対するコンプライアンス チェックは使用できません。
- VMware Cloud を使用した移行プランニング シナリオのみがサポートされます。
- VMware はクラスタ構成を管理するので、pDRS およびホストベースのビジネスの目的を含むワークロード最適化は機能しません。
- クラスタベースのビジネスの目的を持つ、Software-Defined Data Center (SDDC) 内でのクラスタ間配置のワークロード最適化は、vRealize Operations Manager 8.2 で完全にサポートされています。ただし、ワークロード最適化ではリソース プールが認識されず、仮想マシンがクラスタ レベルで配置されます。ユーザーは、vCenter Server インターフェイスでこれを手動で修正できます。
- VMware Cloud では vRealize Operations Manager プラグインはサポートされません。
- VMware Cloud vCenter Server の認証情報を使用して vRealize Operations Manager にログインすることはできません。