現在のオブジェクトで一定期間に生成されたアラート、トリガされたシンプトム、および発生した変更イベントは、[タイムライン] タブに表示されます。タイムラインを使用して、環境内のオブジェクトのステータスに関係している、一定期間の共通トレンドを特定します。

イベントのタイムラインの仕組み

タイムライン表示には、選択したオブジェクトの過去 6 時間におけるアラート、シンプトム、およびイベントが表示されます。特定の時点のデータを表示するには、3 階層のいずれかのタイムラインをクリックします。過去のデータを表示するには左にマウスを移動し、現在に戻るには右にマウスを移動します。

ビューは、およそ 50 のアラート、症状、およびイベントに限定されます。タイムラインにこれ以上のデータが含まれる場合、ツールバー オプションを使用してタイムラインからデータを削除できます。これにより、調査に役立つと考えられるデータのみを含めることができます。

イベントのタイムラインを確認できる場所

  • メニューで、[環境] をクリックし、グループ、カスタム データセンター、アプリケーションまたはインベントリ オブジェクトを選択します。[オブジェクト] をクリックすると、そのオブジェクトの [サマリ] タブが表示されます。[イベント] > [タイムライン] タブをクリックします。
  • メニューで [検索] を選択し、目的のオブジェクトを探します。[オブジェクト] をクリックすると、そのオブジェクトの [サマリ] タブが表示されます。[イベント] > [タイムライン] タブをクリックします。
表 1. [表示先ソース] メニュー
オプション 説明
自分

現在のオブジェクトのイベントを表示または非表示にします。

ピア

影響を受けたオブジェクトと類似するオブジェクトのイベントを表示または非表示にします。

親 <オプション>

現在のオブジェクトの親オブジェクトや先祖オブジェクトのイベントを表示または非表示にします。

子 <オプション>

影響を受けたオブジェクトの子孫のイベントを表示または非表示にします。

表 2. アラート フィルタ
オプション 説明
クリティカル度 <オプション>

選択された重要度レベルに一致するアラートを制限します。重要度を選択しないと、すべてのアラートが表示されます。

ステータス <オプション>

チャートのアラートをキャンセルされたアラートまたはアクティブなアラートに制限します。ステータスを選択しないと、すべてのアラートが表示されます。

このオプションはアラートのみに適用されます。障害イベントや変更イベントには適用されません。変更イベントおよびアクティブな障害は常にチャートに表示されます。

アラート タイプ <オプション>

1 つまたは複数のアラート タイプを選択します。タイプはアラートが定義される際に割り当てられます。タイプを選択しないと、すべてのアラートが表示されます。

表 3. イベント フィルタ
オプション 説明
動的しきい値違反

vRealize Operations Manager は、設定されているポリシーに基づいてオブジェクトについて収集された各メトリック値の動的しきい値を計算します。

ハードしきい値違反 設定されているポリシーに基づく、ハードしきい値違反を表すイベント。システムは、ハードしきい値に違反するメトリックの数を分析してトレンドを判別します。
データの可用性 データストア パフォーマンスを反映するイベント。データの可用性は、ユーザーやアプリケーションにデータをオンデマンドで提供するキャパシティです。
システムの低下 システムのパフォーマンスに対する悪影響を反映しているイベント。
環境 環境の変化を示すイベント。
変更

変更イベントを表示または非表示にします。変更イベントはオブジェクトに対する変更で、アラートが発生することも発生しないこともあります。

通知 日常的な通知イベント。
障害 予期される動作とは異なる動作が観測されたことを示すイベント。
表 4. 日付コントロール、データ値、イベント チャート
オプション 説明
日付コントロール

チャート内のデータを選択された時間枠に制限します。

データ値

データ ポイントをクリックすると、イベント データ グリッド内でイベントが強調表示されます。

イベント チャート

重要度別の一定期間のイベントおよびアラートと、ツールバーで選択した他のデータ オプションを表示します。