vRealize Operations Manager サーバの場所を指定する構成値が設定されていないエージェントを起動すると、シェルに End Point Operations Management エージェントの構成ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスでは、vRealize Operations Manager サーバのアドレスとポート、およびその他の接続関連データを指定するように求められます。
エージェント構成ダイアログ ボックスは、次の場合に表示されます。
- agent.properties ファイルに 1 つ以上の関連するプロパティを指定せずに、初めてエージェントを起動した場合。
- 保存したサーバ接続データが破損している、またはサーバ接続データが削除されているエージェントを起動した場合。
エージェント ランチャを実行して、構成ダイアログ ボックスを再度実行することもできます。
前提条件
サーバが実行されていることを確認します。
手順
- エージェントがインストールされているプラットフォームでターミナル ウィンドウを開きます。
- AgentHome/bin ディレクトリへ移動します。
- 起動またはセットアップ オプションを使用して、エージェント ランチャーを実行します。
プラットフォーム コマンド UNIX 系 ep-agent.sh start Windows エージェント用の Windows サービスをインストールして、it: ep-agent.bat install ep-agent.bat start コマンドを実行します。 End Point Operations Management エージェントを Windows サービスとして構成する場合は、サービスが監視対象のテクノロジーに接続するのに必要な認証情報を指定してください。たとえば、End Point Operations Management エージェントを Microsoft SQL Server で実行している場合、そのサーバにログインできるのが特定のユーザーだけであれば、Windows サービスのログインにもそのユーザーを使用する必要があります。
- プロンプトに応答し、各手順で次のことを書きとめます。
プロンプト 説明 サーバのホスト名または IP アドレスを入力してください サーバがエージェントと同じマシン上にある場合は、 localhost
と入力できます。ファイアウォールがエージェントからサーバへのトラフィックをブロックしている場合は、ファイアウォールのアドレスを指定します。サーバの SSL ポートを入力してください エージェントの接続先となる vRealize Operations Manager サーバ上の SSL ポートを指定します。デフォルト ポートは 443 です。 サーバは、信頼性のない証明書を提示しました サーバは信頼できる証明書によって署名されている、またはサムプリントが含まれるように thumbprint
プロパティを更新しているにもかかわらずこの警告が表示された場合、このエージェントは中間者攻撃を受ける可能性があります。表示される証明書サムプリントの詳細を注意深く確認します。サーバのユーザー名を入力してください agentManager
権限のある vRealize Operations Manager ユーザーの名前を入力します。サーバのパスワードを入力してください 指定した vRealize Operations Manager のパスワードを入力します。agent.properties ファイルにパスワードを保存しないでください。
結果
エージェントは vRealize Operations Manager サーバへの接続を開始し、サーバはこのエージェントが通信するための認証を受けていることを確認します。
サーバはエージェント トークンが含まれたクライアント証明書を生成します。The agent has been successfully registered
というメッセージが表示されます。エージェントは、プラットフォームおよびそこで実行されているサポート対象製品の検出を開始します。