仮想マシンを選択して、費用対効果と容量の要件の両面で最適な優先データセンターを(特定の好みのクラスタまたはデフォルトの最も安価なクラスタとともに)決定できます。この比較により、コストと容量の観点からワークロードを配置する適切なデータセンターを見つけることができます。

[What-if 分析 - データセンターの比較] を確認できる場所

[ホーム] 画面の左側のペインで [キャパシティの最適化] の下にある [What-If 分析] を選択します。[クイック スタート] 画面の左から 2 列目の [計画] をクリックします。[データセンターの比較] ペインで、[データセンターの比較] をクリックします。

[What-if 分析 - データセンターの比較] の仕組み

容量の最適化のこの機能を使用すると、プライベート クラウド環境内でデータセンター間のコストを比較できます。[データセンターの比較] 画面を選択したら、1 つ以上のデータセンターを選択してコストを比較し、シナリオを実行します。vRealize Operations Manager では、選択したワークロードに対して最も費用対効果の高いデータセンターを提示します。

ワークロードのプロファイルの定義では、次の 2 つのオプションがあります。
  • CPU、メモリ、ディスク容量、予測される使用率、および予測される年間増加率を指定して、ワークロードを手動で設定します。
  • 既存の 1 つまたは複数の仮想マシンをテンプレートとして使用して、選択した仮想マシンのすべての属性をワークロード シナリオにインポートします。選択した各仮想マシンのコピーを、提示するワークロードにいくつ追加するかを指定できます。

ワークロード比較のプロファイルを設定したら、シナリオを実行し、vRealize Operations Manager によるプランの分析と評価を行います。結果を比較するデータセンターを最大で 3 つ選択できます。また、後で編集または実行するためにシナリオを保存することもできます。保存済みシナリオのリストは、[What-If 分析] ページの [保存済みシナリオ] タブで確認できます。

コストは、サーバ、設備、電力、人件費、ライセンス、ネットワーク、ストレージなどのコスト ドライバを含むコストの設定に応じて、データセンターごとに異なります。

データセンターの比較機能は、要件に適合し、最も安価で、十分なキャパシティがあるデータセンターを選択できるようにすることで、問題を解決します。