vRealize Operations Manager では、アクションを実行し、機能およびオブジェクトを表示するためのユーザー固有のロールを割り当てることができます。ロールベース アクセスにおいて、ユーザーはその権限で許されているアクションのみを実行できます。

ユーザー ロールを管理する場所

  1. ユーザー ロールを管理するには、メニューで、[管理] をクリックし、左側のペインで [アクセス] > [アクセス コントロール] の順にクリックします。
  2. [ロール] タブをクリックします。

サマリ グリッドでロールを選択し、[ロール] ツールバーで [編集] アイコンをクリックすることにより、ロールに関する詳細を表示および編集することができます。

表 1. アクセス制御ロールのサマリ グリッド
オプション 説明

ロール ツールバー

ロールを管理するには、ツールバー上のアイコンを使用します。
  • ユーザー ロールを追加するには、[追加] アイコンをクリックし、[ロールの作成] ダイアログ ボックスでロールの名前と説明を入力します。
  • [垂直の省略記号] をクリックして、次のいずれかのアクションを実行します。
    • [編集]。[ロールの編集] ダイアログ ボックスで、選択されているユーザー ロールの編集と、ロールの詳細の変更を行います。
    • [クローン作成]。選択したユーザー ロールのクローンを作成します
    • [削除]。ユーザー ロールを削除します。

ロール名

特定レベルのユーザーに適用するロールの名称。たとえば、基本ユーザーに user、管理権限を持ったユーザーに administrator などを適用できます。

ロールの説明

目的を示した、ロールの説明。

選択したロールに関連付けられたユーザー アカウントとユーザー グループの詳細を [詳細] ペインに表示できます。

表 2. アクセス制御ロールの詳細ペイン
オプション 説明

ユーザー アカウント

選択したロールに割り当てられているユーザー。このペインの情報は、ユーザーの作成時に入力されたデータ、またはユーザーとともにインポートされたデータに基づいています。
  • 名:このロールが割り当てられている各ユーザーの名を示します。
  • 姓:このロールが割り当てられている各ユーザーの姓を示します。
  • vRealize Operations Manager のログイン ユーザー名(スペースなし)

  • E メール:このロールが割り当てられる各ユーザーのE メール アドレスを示します。

ユーザー グループ

選択したロールに割り当てられているユーザー グループ。
  • グループ名:選択したロールに関連付けられている各グループの名前。
  • メンバー:各グループのメンバー数。

権限

管理、アラート、ダッシュボード、環境、ホームの 5 つのカテゴリで、ロールに割り当てられている権限を表示します。各カテゴリのツリーを展開して、割り当てられているすべての権限を表示します。

[編集] アイコンをクリックして、ロールに割り当てられている権限を編集できます。

  • [すべて展開] ボタンをクリックして、3 つのすべてのカテゴリのツリーを展開し、チェック ボックスを選択して、選択されたロールの権限を適用します。
  • 使用可能なすべての権限を選択したロールに割り当てるには、[管理アクセス - すべての権限] チェック ボックスを選択します。

Datastore Express の使用されていないスナップショットの削除 および VM Express の使用されていないスナップショットの削除 という名前のアクションが表示されます。ただし、最初の推奨事項がこのアクションに関連付けられているアラートからのみ、これらをユーザー インターフェイスで実行できます。これらのアクションの実行には REST API を使用できます。

次のアクションも、アラートの推奨事項にない限り表示されません。
  • パワーオフ可の仮想マシンのメモリの設定
  • パワーオフ可の仮想マシンの CPU 数の設定
  • パワーオフ可の仮想マシンの CPU 数とメモリの設定
これらのアクションは、 パワーオフ可フラグが true に設定されているアクションを自動化するために使用されることを意図しています。