vRealize Operations Manager では、VMware vRealize Ping 機能を構成して、仮想環境内に存在するエンドポイントの可用性を確認できます。ping 機能は、アダプタ インスタンスで IP アドレス、IP アドレスのグループ、FQDN に対して構成できます。

注: 複数のアダプタ インスタンスが異なるコレクタで実行されていて、両方が同じアドレスに ping を実行する場合でも、両方のアダプタ インスタンスから同じ IP に対する統計情報を取得できます。

手順

  1. メニューで、[管理] をクリックし、左側のペインで [ソリューション] > [その他のアカウント] > [アカウントの追加] の順にクリックします。
  2. VMware vRealize Ping アダプタ インスタンスをクリックします。
  3. VMware vRealize Ping アダプタ インスタンスを構成します。
    オプション 説明
    名前 アダプタ インスタンスの名前を入力します。
    説明 アダプタ インスタンスの説明を入力します。
    一意の名前 アダプタ インスタンスの名前を指定します。名前を使用して、アダプタ インスタンスに公開されているメトリックを表示できます。
    アドレス リスト ping を実行する必要のある IP アドレス、IP アドレス範囲、FQDN を指定します。
    構成ファイル名 構成ファイルの名前を指定します。構成ファイルには、IP アドレス、Cedar 情報、FQDN の詳細がコンマ区切りファイルとして含まれています。
    コレクタ/グループ このアダプタ インスタンスを実行するコレクタを選択します。
    詳細設定 詳細設定を構成するには、ドロップダウン メニューをクリックします。
    バッチ周期間隔 新しい ping サイクルが開始される時間間隔を指定します。バッチ周期間隔の値は、0 ~ 300 秒の間にする必要があります。
    ping 回数 同じ IP アドレスに対して ping を実行する回数を指定します。
    周期 IP アドレスに再度 ping を実行するまでの待機時間を指定してください。
    DNS 名解決間隔 次のサイクルで DNS 名を解決する必要がある時間を指定します。デフォルトで、この値は 30 分に設定されています。
    パケット サイズ ping 時のパケットのバイト サイズを指定します。
    フラグメント化しない パケットをフラグメント化する場合は [False] を、フラグメント化しない場合は [True] を選択します。
  4. [保存] をクリックします。

結果

VMware vRealize Ping アダプタ インスタンスを構成した後 [管理] > [ソリューション] > [インベントリ] > [VMware vRealize Ping アダプタ インスタンス] の順に選択して、アダプタの詳細を表示できます。