[Operations 概要] ダッシュボードには、仮想環境を構成するオブジェクトの概要が表示されます。vRealize Operations Manager の監視対象であるさまざまなデータセンター全体にわたった、仮想マシンの成長トレンドの集計を確認できます。
すべてのデータセンターのリストを、各データセンターで実行しているクラスタ、ホスト、および仮想マシンの数に関するインベントリ情報付きで表示することもできます。特定のデータセンターを選択すると、可用性の領域やパフォーマンスの領域に絞り込むことができます。このダッシュボードには、過去にトリガされたアラートに基づいて、各データセンターの既知の問題のトレンドが表示されます。
また、選択したデータセンターについて、リソースに対する競合が発生している可能性がある上位 15 台の仮想マシンのリストを表示することもできます。
ダッシュボード ウィジェットはさまざまな使い方ができます。
- [環境のサマリ]:環境のインベントリ全体のサマリを表示します。
- [データセンターの選択]:運用状況を確認したいデータセンターを選択します。フィルタを使用して、複数のパラメータでリストを絞り込めます。表示したいデータセンターを見つけたら選択します。ダッシュボードに関連データが自動的に表示されます。
- [全クラスタの累積アップタイム]:選択したデータセンターのクラスタ全体の健全性を表示します。このメトリック値は、1 つのホストを HA ホストとして、それぞれの ESXi ホストのアップタイムをもとに計算されます。数値が 100% 未満の場合、その期間にクラスタの少なくとも 2 つのホストが稼働していなかったことを意味します。
- [アラート量 (選択した DC 内)]:重要度をもとにアラートのトレンドの内訳を表示します。
- [トップ N]: 過去 24 時間に CPU 競合、メモリ使用量、ディスク遅延が最大であった 15 個の仮想マシンのリストも表示できます。特定のデータを取得するため、問題の発生時間に手動で設定ができます。時間を設定するには、ウィジェットのタイトル バーの [ウィジェットの編集] アイコンをクリックして、[期間の長さ] ドロップダウン メニューを編集します。