使用するプロパティのうち、デフォルトの agent.properties ファイルに含まれていないものはすべて追加する必要があります。 使用可能なプロパティのリストを次に示します。 agent.keystore.alias プロパティこのプロパティで、vRealize Operations Manager サーバとの単方向通信が構成されたエージェントに対し、エージェントのユーザー管理キーストアの名前を構成します。 agent.keystore.password プロパティこのプロパティで、End Point Operations Management エージェントの SSL キーストアのパスワードを構成します。 agent.keystore.path プロパティこのプロパティで、End Point Operations Management エージェントの SSL キーストアの場所を構成します。 agent.listenPort プロパティこのプロパティで、End Point Operations Management エージェントが vRealize Operations Manager サーバからの通信受信をリスンするポートを指定します。 agent.logDir プロパティこのプロパティを agent.properties ファイルに追加して、End Point Operations Management エージェントがログ ファイルを記録するディレクトリを指定することができます。完全修飾パスを指定しない場合は、エージェントのインストール ディレクトリへの相対パス agent.logDir が入力されます。 agent.logFile プロパティ エージェント ログ ファイルのパスと名前です。 agent.logLevel プロパティエージェントがログ ファイルに記述するメッセージ詳細のレベルです。 agent.logLevel.SystemErr プロパティ System.err を agent.log ファイルにリダイレクトします。 agent.logLevel.SystemOut プロパティ System.out を agent.log ファイルにリダイレクトします。 agent.proxyHost プロパティ End Point Operations Management エージェントが vRealize Operations Manager サーバへの接続を確立する際に最初に接続するプロキシ サーバのホスト名または IP アドレスです。 agent.proxyPort プロパティ End Point Operations Management エージェントが vRealize Operations Manager サーバへの接続を確立する際に最初に接続するプロキシ サーバのポート番号です。 agent.setup.acceptUnverifiedCertificate プロパティこのプロパティでは、vRealize Operations Manager サーバが、エージェントの SSL 証明書の署名者と異なる認証機関により自己署名または署名された SSL 証明書で、エージェントのキーストアと異なるものを提示した場合に、End Point Operations Management エージェントが警告を発行するかどうかを管理します。 agent.setup.camIP プロパティ このプロパティで、エージェントの vRealize Operations Manager サーバの IP アドレスを定義します。End Point Operations Management エージェントは、データ ディレクトリで接続構成を見つけられなかった場合のみ、この値を読み取ります。 agent.setup.camLogin プロパティインストール後初めて起動する際にはこのプロパティで、エージェントがサーバ登録を行う際に使用する、End Point Operations Management エージェント ユーザー名を定義します。 agent.setup.camPort プロパティインストール後初めて起動する際には、このプロパティで、保護されていないサーバとの通信で使用する、End Point Operations Management エージェントのサーバ ポートを定義します。 agent.setup.camPword プロパティこのプロパティで End Point Operations Management エージェントが vRealize Operations Manager サーバに接続する際に使用するパスワードを定義し、初回起動時にエージェントがユーザーに対してパスワード入力のプロンプトを表示しないようにします。 agent.setup.camSecureこのプロパティは、End Point Operations Management を vRealize Operations Manager サーバに登録し、暗号化を利用して通信する際に使用します。 agent.setup.camSSLPort プロパティインストール後初めて起動する際に、このプロパティで、サーバとの SSL 通信に使用する End Point Operations Management エージェントのサーバ ポートを定義します。 agent.setup.resetupToken プロパティこのプロパティで End Point Operations Management エージェントを構成し、起動時のサーバ認証で使用する新規トークンを作成します。トークンの削除または破損によってエージェントがサーバに接続できない場合は、トークンの再生成が効果的です。 agent.setup.unidirectional プロパティ End Point Operations Management エージェントと vRealize Operations Manager サーバ間の単方向通信を有効化します。 agent.startupTimeOut プロパティ エージェントが正常に起動しなかったと判断するまでに End Point Operations Management エージェントの起動スクリプトが待機する秒数です。この秒数の間にエージェントがリクエストをリスンしていないと判明した場合、エラーがログに記録され、起動スクリプトがタイム アウトします。 autoinventory.defaultScan.interval.millis プロパティ End Point Operations Management エージェントがデフォルトの autoinventory スキャンを実行する頻度を指定します。 autoinventory.runtimeScan.interval.millis プロパティ End Point Operations Management エージェントがランタイム スキャンを実行する頻度を指定します。 http.useragent プロパティ End Point Operations Management エージェントにより発行される HTTP 要求内のユーザーエージェント要求ヘッダの値を定義します。 log4j プロパティ End Point Operations Management エージェントの log4j プロパティについて説明します。 platform.log_track.eventfmt プロパティ vRealize Operations Manager で Windows イベントをイベントとしてログに出力するときに、End Point Operations Management エージェントが格納する Windows イベントの属性の内容と形式を指定します。 plugins.exclude プロパティ起動時に End Point Operations Management エージェントがロードしないプラグインを指定します。これはエージェントのメモリ占有量を減らすのに役立ちます。 plugins.include プロパティ起動時に End Point Operations Management エージェントがロードするプラグインを指定します。これはエージェントのメモリ占有量を減らすのに役立ちます。 postgresql.database.name.format プロパティこのプロパティでは、自動検出された PostgreSQL Database と vPostgreSQL Database データベース タイプに PostgreSQL プラグインが割り当てる名前の形式を指定します。 postgresql.index.name.format プロパティこのプロパティでは、自動検出された PostgreSQL Index と vPostgreSQL Index インデックス タイプに PostgreSQL プラグインが割り当てる名前の形式を指定します。 postgresql.server.name.format プロパティこのプロパティでは、自動検出された PostgreSQL と vPostgreSQL サーバ タイプに PostgreSQL プラグインが割り当てる名前の形式を指定します。 postgresql.table.name.format プロパティこのプロパティでは、自動検出された PostgreSQL Table と vPostgreSQL Table テーブル タイプに PostgreSQL プラグインが割り当てる名前の形式を指定します。 scheduleThread.cancelTimeout プロパティこのプロパティは、ScheduleThread により、メトリック収集プロセスがその中断を試みる前に動作できる最大時間(ミリ秒単位)を指定します。 scheduleThread.fetchLogTimeout プロパティこのプロパティは、長時間実行のメトリック収集プロセスに対して、いつ警告メッセージが発行されるかを制御します。 scheduleThread.poolsize プロパティこのプロパティは、プラグインがメトリック収集に複数のスレッドを使用できるようにします。このプロパティは、スレッドセーフであることがわかっているプラグインのメトリック スループットを向上させることができます。 scheduleThread.queuesize プロパティプラグインのメトリック収集キュー サイズ(メトリックの数)を制限するには、このプロパティを使用します。 sigar.mirror.procnet プロパティ mirror /proc/net/tcp(Linux の場合)。 sigar.pdh.enableTranslation プロパティこのプロパティは、検出したオペレーティング システムのロケールに基づいた翻訳を有効化するのに使用します。 snmpTrapReceiver.listenAddress プロパティ End Point Operations Management エージェントが SNMP トラップをリスンするポートを指定します。 親トピック: End Point Operations Management エージェント プロパティ