オブジェクトの情報を vRealize Operations Manager に提供してオブジェクトを追加する場合があります。たとえば、ソリューションの中には、監視対象の可能性があるすべてのオブジェクトを検出できないものもあります。このようなソリューションには、手動検出を使用するか、手動でオブジェクトを追加する必要があります。

個別オブジェクトを追加するときは、接続に使用するアダプタの種別、接続方法など、当該リソースについての具体的な情報を提供します。たとえば、ユーザーが監視したい vSAN デバイスの場所を vSAN アダプタが認識していないとします。

前提条件

追加するオブジェクトのアダプタが存在していることを確認します。「データ ソースへの vRealize Operations Manager の接続」を参照してください。

追加するオブジェクトのアダプタが存在していることを確認します。vRealize Operations Manager vApp デプロイおよび構成ガイド を参照してください。

注: API 経由で vRealize Operations Manager に追加されたオブジェクトについては、オブジェクトごとの OSI ライセンスが必要になります。

手順

  1. メニューで [管理] をクリックし、左側のペインで [構成] > [インベントリ] の順に選択します。
  2. ツールバーでプラス記号をクリックします。
  3. トピック メニューを使用してすべてのフィールドを表示し、必要な情報を入力します。
    オプション 説明
    表示名 オブジェクトの名前を入力します。たとえば、vSAN-Host1 と入力します。
    説明 説明を入力します。たとえば、vSAN アダプタで監視される vSAN-Host と入力します。
    アダプタ タイプ アダプタ タイプを選択します。たとえば、[vSAN アダプタ] を選択します。
    アダプタ インスタンス アダプタ インスタンスを選択します。
    オブジェクト タイプ オブジェクト タイプを選択します。vSAN アダプタの場合は、vSAN-Host を選択できます。オブジェクト タイプを選択すると、ダイアログ ボックスの選択項目にユーザーが提供した情報が含まれるようになり、vRealize Operations Manager が選択したオブジェクト タイプを見つけて接続できるようになります。
    ホスト IP アドレス ホスト IP を入力します。たとえば、vSAN-Host1 の IP アドレスを入力します。
    ポート番号 デフォルトのポート番号をそのまま使用するか、新しい値を入力します。
    認証情報 認証情報を選択するか、プラス記号をクリックしてオブジェクトの新しいログイン認証情報を追加します。
    収集間隔 収集間隔を分単位で入力します。たとえば、ホストが 5 分ごとにパフォーマンス データを生成することが予測される場合は、収集間隔を 5 分に設定します。
    動的しきい値。 デフォルトの [はい] を受け入れます。
  4. [OK] をクリックしてオブジェクトを追加します。

結果

vSAN-Host1 は、インベントリに vSAN アダプタ タイプのホスト オブジェクト タイプとして表示されています。

次のタスク

個別オブジェクトを追加するときは、データ収集をオンにするまで、vRealize Operations Manager がオブジェクトのメトリックを収集し始めることはありません。「インベントリ:オブジェクトのリスト」を参照してください。

vRealize Operations Manager は、新規オブジェクトごとに、そのコレクタとオブジェクト タイプのためのタグ値を割り当てます。別のタグを割り当てる必要がある場合があります。「タグの作成および割り当て」を参照してください。

vRealize Operations Manager は、新規オブジェクトごとに、そのコレクタとオブジェクト タイプのためのタグ値を割り当てます。別のタグを割り当てる必要がある場合があります。