vRealize Operations Manager に Management Pack をインストールして構成し、環境内の外部データ ソースに接続してそれらのデータ ソースからのデータを分析することによって、vRealize Operations Manager の監視機能を拡張することができます。接続後は、vRealize Operations Manager を使用して、環境内のオブジェクトを監視および管理します。
データ ソースへの接続だけを提供する Management Pack もありますが、定義済みのダッシュボード、ウィジェット、アラート、ビューを含めることもできます。
ソリューションには、クラウド アカウント、その他のアカウント、ダッシュボード、レポート、アラート、およびその他のコンテンツを含めることができます。クラウド アカウントとその他のアカウントはアダプタで構成されており、vRealize Operations Manager はそれらを使用して他の製品、アプリケーション、および機能との通信および統合を管理します。Management Pack のインストール時およびアダプタの構成時に、vRealize Operations Manager の分析ツールとアラート ツールを使用して環境内のオブジェクトを管理することができます。
VMware ソリューションには、ストレージ デバイス、Log Insight、NSX for vSphere、ネットワーク デバイス、VCM 用のアダプタなどがあります。サードパーティのソリューションには、AWS、SCOM、EMC Smarts などがあります。
NSX for vSphere の VMware Management Pack などのその他の Management Pack は、[リポジトリ] ページから Management Pack として vRealize Operations Manager に追加できます。VMware 管理パックやその他のサードパーティのソリューションをダウンロードするには、https://marketplace.vmware.com/vsx/ の VMware Solution Exchange にアクセスしてください。
- VMware vSphere
- VMware vRealize Log Insight
- VMware vRealize 評価
- VMware vSAN
- vRealize Operations Service Discovery Management Pack
- VMware vRealize Automation 8.x
- VMware Management Pack for AWS
- VMware Management Pack for Microsoft Azure
- VMware vRealize Operations Management Pack for NSX-T
- VMware vRealize Operations Management Pack for VMware Cloud on AWS
- VMware vRealize Network Insight
vRealize Operations Manager には、vRealize Operations Manager にバンドルされている Management Pack も含まれていますが、有効にされていません。これらの Management Pack は、[リポジトリ] ページから有効化できます。Management Pack は次のとおりです。
- オペレーティング システム/リモート サービス モニタリング
- VMware vRealize Application Management Pack
- VMware vRealize Compliance Pack for PCI
- VMware vRealize Compliance Pack for ISO
- VMware vRealize Compliance Pack for HIPAA
- VMware vRealize Compliance Pack for FISMA
- VMware vRealize Compliance Pack for CIS
- VMware vRealize Compliance Pack for DISA
- VMware vRealize Ping
アップグレードに関する考慮事項
vRealize Operations Manager にバンドルされている Management Pack は、vRealize Operations Manager がアップグレードされると再インストールされます。vRealize Operations Manager の新規デプロイがある場合は、VMware vSphere および vRealize 最適化評価のみがインストールされ、有効化になります。他のすべての Management Pack は事前バンドルされており、使用するにはアクティベーションが必要です。
vRealize Operations Manager の以前のバージョンからアップグレードする場合、管理パック ファイルが、日時のフォルダ名の付いたフォルダ内の /usr/lib/vmware-vcops/user/plugins/.backup ファイルにコピーされます。データを新しい vRealize Operations Manager インスタンスに移行する前に、アダプタ インスタンスを再度構成する必要があります。アダプタをカスタマイズしている場合、アダプタのカスタマイズ内容は移行に含まれず、カスタマイズを再構成する必要があります。
vRealize Operations Manager の管理パックを新しいバージョンに更新し、アダプタをカスタマイズしている場合、アダプタのカスタマイズ内容はアップグレードに含まれず、再構成が必要になります。