Web ブラウザを使用し、製品ユーザー インターフェイスまたは API 呼び出しを介して vRealize Operations 分析エンジンと通信します。

図 1. vRealize Operations の簡素化されたアーキテクチャ
vR Ops のシンプルなアーキテクチャ

アダプタ インスタンスは、監視対象の環境内のオブジェクトからデータを収集します。vRealize Operations 分析エンジンは、データを処理し、グラフィカル インターフェイスに完全なモデルを表示します。

API を使用する理由

この API は、新しい vRealize Operations ユーザーのアクセス コントロールを構成するために同じタスクを繰り返し実行する場合など、明確に定義されたワークフローを自動化する必要がある場合に非常に役立ちます。また、仮想環境内の特定の資産のデータを取得する場合など、vRealize Operations データ リポジトリでクエリを実行する場合にも、この API が便利です。また、API を使用して vRealize Operations データ リポジトリからすべてのデータを抽出し、別の分析システムにロードすることもできます。

vRealize Operations の用語

アダプタのオブジェクトを記述するために使用する XML 構文は API コード構文に対応していますが、ユーザー インターフェイスに表示されるものとは異なります。次の用語がユーザー インターフェイスに表示されます。各用語の説明に含まれているのは、API 呼び出しで使用される対応する XML 構文です。

アダプタ タイプ 特定のオブジェクト タイプを検出するために使用されるアダプタを定義します。たとえば、vCenter アダプタは vSphere データセンターに接続されているオブジェクトを検出します。AWS アダプタは、AWS のサービスとオブジェクトを検出します。

XML 構文: adapterkinds

オブジェクト タイプ オブジェクトまたは情報ソースを表すエンティティのクラス。オブジェクトは、データを vRealize Operations 分析エンジンに報告します。vCenter アダプタ モデルで定義されているオブジェクト タイプの例として、仮想マシン、データストア、およびホスト システムがあります。

XML 構文: resourcekinds