vRealize Operations API クライアントは REST ワークフローを実装し、サーバへの HTTP 要求を行い、サーバの応答から必要な情報を取得します。
REST について
REST(Representational State Transfer の頭字語)とは、Hypertext Transfer Protocol (HTTP) を使用して、クライアントとサーバ間でオブジェクトのシリアル化された表現を交換するプログラムのアーキテクチャ スタイルを示します。vRealize Operations API では、これらの表現は JSON または XML ドキュメントです。
REST ワークフローでは、クライアントとサーバの間でオブジェクトの表現がやり取りされ、どちらの側も単一の要求または応答で表示されるオブジェクト以外については何も知る必要がないということを明示的な前提としています。これらのドキュメントが使用可能な URL は、多くの場合、ドキュメントが含まれる要求または応答の存続期間を超えて保持されます。
REST API のワークフロー
REST API を使用するように記述されたアプリケーション プログラムは、多くの場合、スクリプトまたはその他の高レベル言語によって実行される HTTP 要求を使用して、API が定義するオブジェクトを作成、取得、更新、または削除するリモート プロシージャ コールを行います。vRealize Operations REST API では、これらのオブジェクトは一連の XML スキーマによって定義されます。操作自体は HTTP 要求であり、すべての HTTP クライアントに汎用です。
REST API クライアント アプリケーションを記述するには、HTTP プロトコルと vRealize Operations API が使用する転送形式である JSON または XML のセマンティックのみを理解する必要があります。このようなクライアントで API を効果的に使用するには、次の概念を理解しておく必要があります。
- API がサポートするオブジェクトのセット、およびそれらが表すもの。
- API がこれらのオブジェクトを表現する方法。
- クライアントが操作するオブジェクトを参照する方法。
API リファレンスには、API 要求の完全なリストが含まれています。「スキーマ リファレンスについて」を参照してください。