問題の根本原因と問題の修正に使用した解決策に基づき、vRealize Operations がアラートを表示するための新しいアラート定義を作成できます。ホスト システムでアラートが起動されると、vRealize Operations はアラートを表示するとともに、その問題の解決方法についての推奨事項を提示します。
ホスト システムでクリティカルなキャパシティの問題が発生する前にアラートが表示され、vRealize Operations によって前もって問題が通知されるようにするため、アラート定義を作成してシンプトムの定義を追加できます。
手順
- 左側のメニューで の順にクリックし、右側のペインで [アラート定義] をクリックします。
- 検索テキスト ボックスに、capacity と入力します。
利用可能なキャパシティ アラート定義のリストを確認します。ホスト システムにキャパシティ アラート定義が存在しない場合は、キャパシティ アラート定義を作成できます。
- [追加] をクリックし、ホスト システムの新しいキャパシティ アラート定義を作成します。
- アラート定義ワークスペースで、[名前と説明] に Hosts - Alert on Capacity Exceeded と入力します。
- [ベース オブジェクト タイプ] で、 を選択します。
- [詳細設定] で、次のオプションを選択します。
オプション |
選択内容 |
影響 |
[リスク] を選択します。 |
重要度 |
[緊急] を選択します。 |
アラート タイプとアラート サブタイプ |
[アプリケーション: 容量] を選択します。 |
待機サイクル |
[1] を選択します。 |
キャンセル サイクル |
[1] を選択します。 |
- [シンプトム/条件] ワークスペースで、次のオプションを選択します。
オプション |
選択内容 |
定義対象 |
[自己] を選択します。 |
シンプトムの定義のタイプ |
[メトリック/プロパティ] を選択します。 |
クイック フィルタ(名前) |
capacity と入力します。 |
- [シンプトムの定義] リストで、[ホスト システムの残りキャパシティが若干少なくなっています] をクリックし、これを左側のペインにドラッグします。
[シンプトム] ペインで、[基本オブジェクトの表示基準] がデフォルトで
[すべて] に設定されていることを確認します。
- [推奨事項の追加] で、[クイック フィルタ] テキスト ボックスに virtual machine と入力します。
- [リストされたシンプトムを確認し、仮想マシンから推奨される数の vCPU を削除します] をクリックし、これを左側のペインの推奨事項領域にドラッグします。
この推奨事項は優先度 1 に設定されています。
- [保存] をクリックし、このアラート定義を保存します。
アラート定義のリストに作成した新しいアラートが表示されます。
結果
ホスト システムのキャパシティが不足し始めたときに vRealize Operations にアラートを表示させるアラート定義の追加が完了しました。