オブジェクトからデータを収集するには、オブジェクトを追加するか、環境内の既存のオブジェクトを編集する必要がある場合があります。たとえば、自動検出をサポートしていないアダプタにはオブジェクトを追加するか、既存オブジェクトのメンテナンス スケジュールを変更する必要があります。

[オブジェクトを管理する] を確認できる場所

左側のメニューで [環境] をクリックし、[インベントリ] をクリックします。プラス記号をクリックして新しいオブジェクトを追加するか、編集アイコンをクリックして選択したオブジェクトを編集します。

ウィンドウに表示される項目は、編集するオブジェクトに応じて異なります。すべてのオプションが変更できるわけではありません。

表 1. [オブジェクトを管理する] の追加または編集オプション
オプション 説明
表示名 オブジェクトの名前。英数字だけを使用します。英数字以外の文字と空白は使用しないでください。
説明 (オプション)単に情報提供を目的としています。
アダプタ タイプ オブジェクトの編集中は、アダプタ タイプを変更することはできません。
アダプタ インスタンス オブジェクトの編集中は、アダプタ インスタンスを変更することはできません。
オブジェクト タイプ オブジェクトの編集中は、オブジェクト タイプを変更することはできません。オブジェクト タイプによっては、追加の構成オプションが表示されることがあります。
収集間隔

オブジェクトの収集間隔は、そのオブジェクトの収集ステータスに影響します。アダプタ インスタンスの収集間隔により、データ収集の頻度が決まります。

たとえば、アダプタ インスタンスの収集間隔が 5 分に設定されている場合、オブジェクトの収集間隔を 30 分に設定すると、5 回の収集サイクル後 (25 分間) に、オブジェクトの収集ステータスが [データ受信中ではありません] となるのを防ぐことができます。

REST API を通じて vRealize Operations にデータをプッシュする vRealizeOpsMgrAPI や HttpPost などのアダプタ インスタンスの場合、データがプッシュされなくなると、アダプタ インスタンスのステータスは 5 回の収集期間後に「ダウン」に変更されます。たとえば、プロセスがデータを 10 分ごとにプッシュして停止した場合、アダプタ インスタンスのステータスは 50 分後にダウンに変更されます。この動作は、これらのアダプタ インスタンス タイプに対して想定されています。

動的しきい値 デフォルトで、動的しきい値と早期警告スマート アラートは有効になっています。を参照してください。 vRealize Operations 動的しきい値