vRealize Automation 8.x プライベート クラウド アダプタ インスタンスを vRealize Operations と統合した後、選択したクラウド アダプタのデプロイ、プロジェクト、および仮想マシンの価格を計算できます。価格は、クラウド環境、クラウド リソース、およびプロジェクトに関連するコストの概要を提供します。
vRealize Automation 8.x での価格の機能
- vRealize Operations は、vRealize Automation 8.x で定義されている構造を理解し、プロジェクト、デプロイ、および仮想マシンの CPU、RAM、ストレージ、および追加の価格を計算します。
- 1 つのプロジェクトに複数のデプロイを含めることができ、デプロイに関連付けられた複数の仮想マシンを 1 つのデプロイに含めることができます。
- デプロイに関連付けられた複数の仮想マシンの価格は、個々の仮想マシンに関連付けられたすべてのリソースの合計です。
- 1 つのプロジェクトに複数のデプロイがある場合、プロジェクトの価格は個々のデプロイの合計に等しくなります。デプロイには、複数の仮想マシンとリソースが関連付けられている場合があります。
- 1 日目の価格は、vRealize Operations に定義されているリソースのコストと等しくなります。
- 2 日目の価格は、次の計算式を使用して計算されます。
- 今日のリソースのコスト - 前日のリソースのコスト
- 定義に従って価格が計算されない場合は、部分価格が true に設定され、価格は前日の価格に基づいて計算されます。
- vRealize Operations には、vRealize Automation 8.x インスタンスの価格の詳細を表示するための次の新しいダッシュボードが含まれています。
- クラウド自動化環境の概要
- クラウド自動化のプロジェクト コストの概要
- クラウド自動化のリソース消費量の概要
- クラウド自動化の上位 N ダッシュボード
vRealize Operations での価格設定のための vRealize Automation におけるデータ収集の強化
vRealize Automation からのデータ収集プロセスでは、価格設定のために次の機能強化が行われました。
- クラスタとリソース プールを vRealize Automation から vRealize Operations に関連付けて、クラウド ゾーンを収集します。
- デプロイに関連する vRealize Automation からプロジェクトを収集します。
- vRealize Automation に展開されている仮想マシンに、プロジェクト、クラウド ゾーン、およびブループリントをプロパティとして含めます。
vRealize Automation 8.x Private Cloud コンポーネントの初期価格サポート
vRealize Operations は、次の方法で vRealize Automation 8.x の初期価格をサポートしています。
- vRealize Operations は、レート カードを使用して、デプロイ直前のカタログ アイテムの初期コスト見積もりを提供します。
- vRealize Automation 8.x は、vRealize Operations からデプロイ コストと見積もりコストを取得します。
- vRealize Automation ユーザー インターフェイスでは、価格設定ポリシーをカスタマイズして、プロジェクトまたはクラウド ゾーンに割り当てることができます。
- vRealize Automation で価格設定ポリシーが指定されていない場合は、vRealize Operations コスト計算ポリシーを使用して価格が計算されます。
- 価格計算にカスタム価格設定ポリシーが設定されている場合は、カスタム ポリシーに従って、デプロイと初期カタログ価格の計算が行われます。
VMware Cloud on AWS リソースの初期価格のサポート
vRealize Operations は、次の方法で
VMware Cloud on AWS リソースの初期価格をサポートしています。
- vRealize Operations は、VMware Cloud on AWS リソースのレートベースの価格設定が vRealize Automation で構成されている場合にのみ、VMware Cloud on AWS の初期価格をサポートしています。
- vRealize Operations は、VMware Cloud on AWS リソースのコストベースの計算をサポートしていません。