vRealize Operations を構成してアラート通知を EMC Smarts Server Assurance Manager へ送る場合は、Smarts SAM 通知プラグインを追加します。

この送信アラート オプションは、Server Assurance Manager と vRealize Operations で同一のオブジェクトを管理しており、EMC Smart 管理パックを追加済みで、vRealize Operations でソリューションを構成済みの場合に役立ちます。vRealize Operations では Service Assurance Manager に送信されるアラートをフィルタリングすることはできませんが、アラートを Smarts Open Integration サーバに送信するように Smarts プラグインを構成することは可能です。次に、vRealize Operations からのアラートをフィルタリングするように Open Integration サーバを構成し、フィルタ テストを通過したアラートのみを Smarts Service Assurance Manager サービスに送信します。

前提条件

  • EMC Smarts ソリューションを構成したことを確認します。EMC Smarts 統合に関するドキュメントについては、https://solutionexchange.vmware.com/store を参照してください。
  • EMC Smarts Broker と Server Assurance Manager インスタンスのホスト名または IP アドレス、ユーザー名、およびパスワードがあることを確認します。

手順

  1. 左側のメニューで [構成] > [アラート] の順にクリックし、右側のペインで [送信設定] をクリックします。
  2. [追加] をクリックし、[プラグイン タイプ] ドロップダウン メニューから、[Smarts SAM 通知] を選択します。
    ダイアログ ボックスが展開し、Smarts 設定が表示されます。
  3. [インスタンス名] を入力します。
    これは、このインスタンスを識別する名前です。このインスタンスを、後で通知ルールを構成するときに選択します。
  4. ご使用の環境に合わせて Smarts SAM 通知設定を構成します。
    オプション 説明
    ブローカー

    通知の送信先となる Server Assurance Manager インスタンスのレジストリを管理する EMC Smarts Broker のホスト名または IP アドレスを入力します。

    ブローカーのユーザー名

    Smarts Broker をセキュア ブローカーとして構成する場合、ブローカーのアカウントのユーザー名を入力します。

    ブローカーのパスワード

    Smarts Broker をセキュア ブローカーとして構成する場合、ブローカーのユーザー アカウントのパスワードを入力します。

    SAM サーバ

    通知の送信先となる Server Assurance Manager サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。

    ユーザー名

    Server Assurance Manager サーバ インスタンスのユーザー名を入力します。SAM サーバで指定されているように、このアカウントは Smarts サーバ上の通知に対する読み取り権限と書き込み権限を所有している必要があります。

    パスワード

    Server Assurance Manager サーバ アカウントのパスワードを入力します。

  5. [保存] をクリックします。
  6. スマート SAM プラグイン プロパティ ファイルを修正します。
    1. /usr/lib/vmware-vcops/user/plugins/outbound/vcops-smartsalert-plugin/conf/plugin.properties のプロパティ ファイルを開きます。
    2. プロパティ ファイルに次の文字列を追加します。# sendByType=APPLICATION::AVAILABILITY,APPLICATION::PERFORMANCE,APPLICATION::CAPACITY,APPLICATION::COMPLIANCE,VIRTUALIZATION::AVAILABILITY,VIRTUALIZATION::PERFORMANCE,VIRTUALIZATION::CAPACITY,VIRTUALIZATION::COMPLIANCE,HARDWARE::AVAILABILITY,HARDWARE::PERFORMANCE,HARDWARE::CAPACITY,HARDWARE::COMPLIANCE,STORAGE::AVAILABILITY,STORAGE::PERFORMANCE,STORAGE::CAPACITY,STORAGE::COMPLIANCE,NETWORK::AVAILABILITY,NETWORK::PERFORMANCE,NETWORK::CAPACITY,NETWORK::COMPLIANCE
    3. プロパティ ファイルを保存します。
  7. このプラグインの送信アラート サービスを開始するには、リスト内のインスタンスを選択し、ツールバーの [有効化] をクリックします。

結果

Smarts SAM 通知プラグイン のインスタンスが構成済みで、実行中です。

次のタスク

Smarts Service Assurance Manager で、vRealize Operations からのアラートをフィルタリングするように通知ログ コンソールを構成します。Service Assurance Manager のフィルタリングを構成するには、EMC Smarts Service Assurance Manager のドキュメントを参照してください。