健全性チャート ウィジェットは、選択したオブジェクトの健全性、リスク、効率、またはカスタム メトリック チャートを表示します。ウィジェットを使用して、同じ値または名前に基づいて同様のオブジェクトのステータスを比較します。

健全性チャート ウィジェットと構成オプションの仕組み

健全性チャート ウィジェットを 1 つ以上のカスタム ダッシュボードに追加し、ダッシュボード ユーザーにとって重要なデータが表示されるように構成できます。表示される情報は、ウィジェットがどのように構成されているかによって異なります。

ウィジェットが健全性、リスク、または効率を表示するように構成されている場合、チャートの値は、選択したオブジェクトに選択されたアラート タイプに対して生成されたアラートに基づきます。

ウィジェットがカスタム メトリックを表示するように構成されている場合、チャートの値は構成した期間のメトリック値に基づきます。

ダッシュボードに健全性チャート ウィジェットを追加した後、そのウィジェットを編集します。オプションを変更することで、選択したチャートでカスタム ウィジェットを作成できます。

チャートは、健全性、リスク、効率のいずれかのアラート ステータスをベースにするか、あるいは選択したメトリックをベースにすることができます。単一のオブジェクト、複数のオブジェクト、または選択したタイプのすべてのオブジェクトを含めることができます。

特定の時間のオブジェクトの値を表示するには、チャートの上にカーソルを移動します。日付範囲とメトリック値のツール チップが表示されます。

各チャートのコンテキスト ドロップダウン メニューには、右上(最後のメトリック値の後ろ)からアクセスできます。

各チャートについて、最小値、最大値、最終メトリック値を表示できます。各チャートの右上に値が表示されます。各値の前には、メトリック値の状態と同じ色の適切なアイコンが付いています。

メトリックの値を表示するための十分な領域がない場合は、青色の情報アイコンが表示されます。アイコンの上にカーソルを置くと、メトリック値の詳細が表示されます。

健全性チャート ウィジェットを確認できる場所

ウィジェットは、カスタム ダッシュボードのいずれかに含まれている可能性があります。左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックして、構成されたダッシュボードを確認します。

構成オプションは、1 つ以上のセクションにグループ化されます。ウィジェット データのベースとなるオブジェクトを選択し、次のセクションでオブジェクトを絞り込むことができます。各セクションは、オブジェクトをさらにフィルタリングし、フィルタリングされたオブジェクトを次のセクションにプッシュします。ウィジェット データは、最後のセクションの出力であるオブジェクトに基づきます。

ダッシュボード ウィジェットに表示されるデータをカスタマイズするには、左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックします。ダッシュボードを作成するには、左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックします。[ダッシュボード] パネルで、[作成] をクリックします。ダッシュボードを編集するには、左側のメニューで [可視化] > [ダッシュボード] の順にクリックします。[ダッシュボード] パネルから、編集するダッシュボードを選択し、[アクション] > [編集] の順に選択します。[ビュー][ウィジェット] オプションを切り替えて、表示、およびダッシュボードへのウィジェットまたはビューの追加を行います。[ウィジェット リスト] パネルに、事前定義されたすべてのウィジェットのリストが表示されます。ウィジェットを上部のパネルのダッシュボード ワークスペースにドラッグします。

健全性チャート ウィジェットのツールバー オプション

ウィジェットのタイトル バーで、[ツールバーの表示] アイコンをクリックしてツールバー オプションにアクセスします。

オプション 説明
日付コントロール

日付セレクタを使用して、各チャートに表示されるデータを調査中の期間に限定します。

[ ダッシュボード時間] を選択して、[ダッシュボード時間] パネルを有効化します。[ダッシュボード時間] パネルで選択したオプションが有効になります。デフォルトの時間は 6 時間です。

[ダッシュボード時間] がデフォルトのオプションです。

健全性チャート ウィジェットのグラフ セレクタ オプション

グラフ セレクタ オプションで、個々のデータをグラフにどのように表示するかが決定されます。

オプション 説明
閉じる

チャートを削除します。

スナップショットの保存

現在のチャートの PNG ファイルを作成します。イメージは、画面に表示されるサイズになります。

このファイルをブラウザのダウンロード フォルダに取得できます。

フル スクリーン スナップショットの保存

現在のグラフ イメージを フルページの PNG ファイルとしてダウンロードし、表示または保存することができます。

このファイルをブラウザのダウンロード フォルダに取得できます。

カンマ区切りデータのダウンロード

現在のチャートのデータを含む CSV ファイルを作成します。

このファイルをブラウザのダウンロード フォルダに取得できます。

単位 ウィジェットでのデータの表示単位を選択します。ウィジェット構成でデータのカスタム ソースを選択すると、このオプションが表示されます。

健全性チャートの構成オプション

ウィジェットのタイトル バーで、[ウィジェットの編集] アイコンをクリックしてウィジェットを構成します。

[構成] セクションには、ウィジェットの全般的な構成オプションが表示されます。

[入力データ] セクションには、ウィジェットに対する入力を指定するオプションがあります。このセクションは、ウィジェットがセルフ プロバイダ モードのときに表示されます。

[入力変換] セクションには、ウィジェットに対する入力を変換するオプションがあります。

[出力フィルタ] セクションには、選択したフィルタ基準に基づいてウィジェット データを制限するオプションがあります。

オプション 説明
タイトル

このウィジェットを同じウィジェット テンプレートに基づく他のインスタンスから識別するカスタムのタイトルを入力します。

[構成]
内容の更新

このウィジェットのデータの自動更新を有効または無効にします。

無効な場合は、ダッシュボードが開かれたとき、またはダッシュボードのウィジェットの [更新] ボタンをクリックしたときにのみ、ウィジェットが更新されます。

更新間隔

[内容の更新] オプションを有効にする場合は、このウィジェットにあるデータを更新する頻度を指定します。

セルフ プロバイダ
ウィジェットにデータが表示されるオブジェクトが、そのウィジェットで定義されたものか他のウィジェットから提供されたものかを示します。
  • オン。ウィジェットにデータを表示するオブジェクトを定義します。
  • オフ。ダッシュボードのウィジェットの相互作用オプションを使用して、他のウィジェットがオブジェクトを提供するように構成します。
並び順

オブジェクト チャートのウィジェット内での表示方法を決定します。

値または名前に基づいて、昇順または降順で並べることができます。

グラフの高さ すべてのグラフの高さを制御します。[小]、[中]、[大] の 3 つの選択肢から選択します。デフォルトは [中] です。
ページネーションの数

1 ページに表示するチャートの数。

チャートをスクロールする場合は、大きな数字を選択します。ページをめくって結果を見る場合は、小さな数字を選択します。

最初の行を自動選択

データの最初の行から開始するかどうかを決定します。

メトリック

データ ソースを決定します。

  • 健全性、リスク、または効率。表示されるチャートは、これらのアラート バッジのいずれかに基づきます。
  • カスタム表示されるチャートは、選択したメトリックに基づいており、アラート シンプトムの状態の色または選択したカスタム色のいずれかを使用します。ドロップダウン メニューからカスタム メトリックの単位を選択するか、ウィジェットで自動的に単位が選択されるようにします。

    カスタム色を適用する場合は、その色になる最大値と最小値をそれぞれのテキスト ボックスに入力します。メトリックの単位を選択できます。

メトリックの単位 カスタム メトリックの単位を選択します。
表示

ウィジェットに表示するには、次の項目を 1 つ以上選択します。

  • ウィジェットでオブジェクトの名前を表示する場合は、[オブジェクト名] を選択します。
  • ウィジェットでメトリックの名前を表示する場合は、[メトリック名] を選択します。
[入力データ]
オブジェクト
ウィジェット データのベースとなるオブジェクトを選択します。
  1. [新規オブジェクトの追加] アイコンをクリックし、ポップアップ ウィンドウでオブジェクトを選択します。選択したオブジェクトが、このセクション内のリストに表示されます。

    オブジェクトの選択中に、[フィルタ] テキスト ボックスを使用してオブジェクトを検索できます。左側の [タグ フィルタ] ペインを展開して、1 つ以上のオブジェクト タグ値を選択することもできます。選択したタグ値を持つオブジェクトのリストが表示されます。複数の値を同じタグに選択した場合は、それらのタグのどれかが適用されるオブジェクトを選択できます。複数の値を異なるタグに選択した場合は、すべてのタグが適用されたオブジェクトのみを選択できます。

  2. 必要に応じて、リストからオブジェクトを選択し、[選択したオブジェクトの削除] アイコンをクリックして、選択したオブジェクトを削除します。

    [すべて選択] アイコンをクリックして、リスト内のすべてのオブジェクトを選択します。

    [選択のクリア] アイコンをクリックして、リスト内の選択したオブジェクトをクリアします。

すべて

このオプションを選択した場合、ウィジェットのデータは環境内のすべてのオブジェクトに基づきます。以下のセクションには、ウィジェット データのオブジェクトを絞り込むためのオプションがあります。

[入力変換]
関係

オブジェクトの関係に基づいて、ウィジェットに対する入力を変換します。たとえば、[子] チェック ボックスをオンにし、[深さ] として [1] を選択すると、子オブジェクトはウィジェットに対する変換された入力になります。

[出力フィルタ]

基本

ウィジェット データを絞り込むタグを選択します。ウィジェット データは、選択したタグが適用されたオブジェクトに基づきます。同じタグに複数の値を選択すると、それらのタグのどれかが適用されるオブジェクトがウィジェットによって含められます。複数の値を異なるタグに選択した場合、ウィジェットには、すべてのタグが適用されたオブジェクトのみが含まれます。

オブジェクトに入力変換が適用された場合は、変換されたオブジェクトのタグ値を選択します。

詳細

オブジェクト タイプのフィルタ条件に基づいて、ウィジェット データをさらに絞り込みます。ウィジェット データは、フィルタリングされたオブジェクト タイプのオブジェクトに基づきます。

[基本] サブセクションでオブジェクトにタグ フィルタが適用された場合は、タグ フィルタが適用されたオブジェクトのオブジェクト タイプに対してフィルタ基準を定義します。タグ フィルタが適用されたオブジェクトが、このフィルタ条件のどのオブジェクト タイプにも属していない場合、ウィジェットは、このフィルタをスキップし、タグ フィルタが適用されたすべてのオブジェクトを含めます。

オブジェクトに入力変換が適用された場合は、変換されたオブジェクトのオブジェクト タイプに対してフィルタ基準を定義します。

  1. 最初のドロップダウン メニューから、オブジェクト タイプを選択します。
  2. 2 番目のドロップダウン メニューから、フィルタ基準を定義するオプションを選択します。たとえば、[データセンター] のオブジェクト タイプに対して [メトリック] を選択すると、データセンターの特定メトリックの値に基づいてフィルタ基準を定義できます。
  3. 表示されるドロップダウン メニューとテキスト ボックスで、値を選択または入力してオブジェクトをフィルタリングします。
  4. さらにフィルタ条件を追加するには、[追加] をクリックします。
  5. 別のフィルタ条件セットを追加するには、[別の条件セットの追加] を追加します。