デフォルト ポリシーは、ユーザーのオブジェクトのほとんどに適用される一式のルールです。
デフォルトのポリシーは、優先度列において文字 D でマークされており、任意の数のオブジェクトに適用できます。
すべてのデフォルト ポリシーは、そのポリシーがオブジェクト グループに関連付けられていない場合でも、ポリシー ライブラリのデフォルト ポリシー グループに表示されます。オブジェクト グループにポリシーが適用されていない場合、vRealize Operations はデフォルト ポリシーをそのグループに関連付けます。
ポリシーはデフォルト ポリシーの設定を継承でき、それらの設定はいくつかの条件のもとでさまざまなオブジェクトに適用できます。
[デフォルト] に設定されているポリシーは、常に優先度が最も低くなります。2 つのポリシーをデフォルト ポリシーに設定することを試みた場合には、まず [デフォルト] に設定する最初のポリシーが最も低い優先度に設定されます。2 番目のポリシーを [デフォルト] に設定する時点で、そのポリシーが最も低い優先度となり、先に [デフォルト] に設定したポリシーが 2 番目に低い優先度に設定されます。
デフォルト ポリシーをベース ポリシーとして使用し、独自のカスタム ポリシーを作成できます。デフォルト ポリシーの設定を変更し、分析ニーズや監視ニーズを満たすポリシーを作成します。デフォルト ポリシーから開始する場合、新しいポリシーはデフォルトのベース ポリシーの設定をすべて継承します。続いて、新しいポリシーをカスタマイズし、これらの設定をオーバーライドできます。
vRealize Operations でインストールされるデータ アダプタとソリューションは、すべてのオブジェクトに適用される集合的な基本設定グループを提供します。ポリシー ライブラリのポリシー ナビゲーション ツリーでは、これらの設定は基本設定と呼ばれます。デフォルト ポリシーは、デフォルトですべての基本設定を継承します。